皆さん、どうも。今回はチャンピオンズリーグ グループGのヴォルフスブルク×ザルツブルクについてを考えていきます。
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スターティングメンバー
Chapter1:「縦に早く」のザルツブルク
これについては前回対戦のレビューで触れさせて頂いている。以下のリンクで解説させて頂いているので、読んでもらいたい。
もちろん、この試合でもザルツブルクは背後を狙い、トランジションを生み出し、ショートカウンターを打ち込むことを考えていた。このスピード感はザルツブルクの最大の強みだ。これをこの試合でも存分に生かすことで、試合を支配していたが、ヴォルフスブルクの守備によって、苦戦を強いられ、カウンターに沈むことになる。
ではヴォルフスブルクはどのようにして前回対戦から立て直しを行なったのだろうか。
Chapter2:ヴォルフスブルクの立て直し
まず触れなければならないのはヴォルフスブルクの監督が変わったことだ。ファンボメルからコーフェルトに交代。この監督交代により、ヴォルフスブルクは3−4−2−1に変更。この変更こそがザルツブルクの早い攻撃を食い止めるに至っていた。
ではどのように守備を行い、なぜスピードを食い止めることができたのだろうか。
ヴォルフスブルクは基本的に5−3−2、もしくは5−3−1−1のような形を取る。この立ち位置を作り出したことで、ザルツブルク2トップに対しては3バックで数的優位を保つことができ、中盤3枚はOMFとIHのマンマークを行う。これでSTのエンメチャがDMFカラマのマークを行なっていた。
これで外回りにすることが可能になっていて、『誘導先』に関しては前監督のファンボメルと一緒になっていた。違うのはここから先の展開と対応の仕方だ。これは4バックと3バックの決定的な違いがある。
この試合では以下のような構図で守備を行う。
ヴォルフスブルクは外側のSBにボールを誘導するとここに当て嵌めにいくのがWBになっている。ここの距離は少し遠いので、WBの背後へボールを流し込まれることが多くなる。ここに流れるのはスピードのあるCFのオカフォーやアデイェミになる。
前回対戦だと、SBが出ていき、対応のためにサイドに引き出されるCB。こうなるとお互いのCBの距離が離れ、引きがされることになるので、かなり不利な状況での対応になる。ここでラモスやファンダイク、クリバリ、リュディガーのように圧倒的な対人能力のあるCBだと食い止めることは可能だろう。だがなかなかそうはいかない。だからこそ、前回対戦はサイド奥を取られ、CBを引きがされて、スペースを使われた。
だがこの試合は上の図のように、CBが1枚対応に出たとしても、内側で数的優位を維持することができるので、対応をしやすくなっていた。
だからCBが精神面でも安定を感じれ、思い切った対応をすることが可能に。これでボールを回収することも多々あった。
このような守備の設定になったことで、ヴォルフスブルクはザルツブルクのスピードを相殺することができた。さらに、ボールホルダーへの対応も明確になったことも大きく起因している。ここのパスを精度を下げさせたこともスピードを落とさせることにも貢献していたのではないだろうか。
4バックと3バックの違いがわかる試合
この試合のキーポイントは3バックと4バックの違いだろう。スペースを消すこと、そのためのカバーと数的優位の維持の仕方。WBの背後を取られたとしても、対応できるのが3バックのメリットだ。前回対戦は4バックのCBの引き剥がしにあって、スペースを使われた。コーフェルトの守備の修正、基本である守備の強度とボールホルダーへの明確なプレス。これで見事なんてきのザルツブルクに勝利を収めてみせた。
混戦を極めるグループG。果たしてどのような結果になるのか、とても楽しみだ。
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