【痛み分けの一戦】UEFA チャンピオンズリーグ ヴォルフスブルク×セビージャ

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皆さん、どうも。今回はUEFAチャンピオンズリーグ Group Gのヴォルフスブルク×セビージャについてを考えていきます!

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スターティングメンバー

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前回の試合のおさらい

それぞれの一戦目のおさらい。気になる方はこちらもご覧になってもらいたい。

リール×ヴォルフスブルク

www.soccer-bunseki.com

 

セビージャ×ザルツブルク

www.soccer-bunseki.com

 

ではこの試合についてを考えていこう。

 

Chapter1:ヴォルフスブルクの守備

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まずはヴォルフスブルクの守備について。彼らは基本的に担当するマーカーが明確になっている。

ではヴォルフスブルクはどこに誘導してボールを回収することを考えたのだろうか。

 

1−1:どこに誘導していたのか?

結論から述べると、ヴォルフスブルクは『サイドに誘導する』ことを考える。さらに、奪いところとして『ハーフライン付近』で奪うことを狙っていた。

だから以下のような守備を行っていた。

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個々人のタスク

まずは個々人のタスクから考えていこう。配置は4−2−3ー1となっていたが、守備時は4−4−2となる。

これでまず2トップはDMFフェルナンドを消す立ち位置を取ってから、CBにプレスを行うようになっていた。

ここで重要になってくるのが、SHの立ち位置だ。SHはIHとSBの中間ポジションを取ることでどちらにも行けるようなポジションを取っていた。

さらにCHはIHを捕まえる立ち位置を取る。そしてここからCFがプレスをかけると、CHは前に出てDMFを捕まえる形を取る。

そしてWGでボールを奪うために、SBがWGを捕まえるように設定されていた。

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ボールを奪う場所

奪う場所に誘導するために、2トップのどちらかがプレスをかけると、守備のスイッチが入る。

この時に特徴的なのが2トップだ。CBにプレスを掛けると、逆の選手は絞ってDMFを捕まえるのが定石かもしれないが、ヴォルフスブルクは絞り込みを行わずに、広い方へ展開させない+GKへの牽制のタスクを担う。(白線のように動かされた場合)

 

これで外側のSBに誘導すると、SHがそこへ内側から外側にプレスをかける。さらに、これに連動して、落ちるIHにCHが出ていく。また逆CHは中央に絞り込んでバランスを取る。そしてこれが、次の追い込んだ先の展開に重要な関わりを果たす。

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囲い込んで回収

このように追い込んだSBに対して「縦のパスコース」を見せることで、そこにパスを出させるかつ、WGをマークするSBが狙いやすくなる。

そしてWGにパスが出ると同時に、中央に絞り込んでいたCHが蓋をしにサイドに流れ、さらにSHがプレスバックを行うことで、場所を狭くしていく。

こうすることでボールを回収してショートカウンターに出ることを考えていたのではないだろうか。

 

1−2:どうしても空いてしまう場所

『1−1で説明した守備が嵌っていたのか』と問われるとなんとも言い難い。実際に嵌り切ってはいなかったし、その要因となったのが、空いてしまう場所とそこに入ってくるセビージャの選手だ。

ではどこのスペースが空き、誰が流れていたのだろうか。

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SBの背後と中央

まずはSBの背後だ。ここが空くのはWGが少し下り目でボールを受け始めてから。こうするとSBが前に出ていくことになるので、必然的に空いてくる。そしてそこに流れるのがCFのラファミルだ。彼は収まりが良く、時間を作ることが可能な選手だ。だからここにミドルパスを供給されると、ヴォルフスブルクは苦しくなっていた。(CFに収まった場合)

そしてもう1つ。それが中央だ。特にここにボールを持ってこられると、「プレスをリセット」をされてしまう。

これについてはChapter2で解説させて頂いているので、そちらで詳しく触れていきたい。

 

Chapter2:サイドから攻撃を考えるセビージャについて

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では早速、解説に入っていこう。

Chapter2に関してはYouTubeの方で解説をさせて頂いた。

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最後までありがとうございます!

今回の記事はここまでとなります。ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

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