皆さん、どうも。
今回はプレミアリーグ第8節のアーセナル×クリスタルパレスのマッチレビューを行っていきます。
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スターティングメンバー
マッチレビュー
今回のマッチレビューはYouTubeで行わせていただいた。以下のリンクからご覧いただけると幸いだ。
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試合の感想
アーセナルのレジェンド、ヴィエラがクリスタルパレスを率いての帰還。この試合は劇的な試合の幕引きとなった。
アーセナルはクリスタルパレスの守備と攻撃に苦しめられていたが、ヴィエラ監督が作り上げているこのチームはかなり面白いサッカーを展開していた。
昨季からんは考えられないほどの激変ぶりで、ザハやベンテケ頼みのサッカーではなく、どのように生かしていくのか、はたまたどのように前進していくのか、崩していくのか、これが明確になりつつあると感じた試合だった。
そのための崩しの準備や土台も明確で、どこのスペースを使いたいのかの狙いも見えた。だからこそ、アーセナルの守備を掻い潜ることもできていたし、勝利目前まで持っていくことができたのではないだろうか。
さらに守備だ。さすがはアーセナルを支えた男ヴィエラ。守備の構築もしっかりとされており、開幕戦のチェルシーとの試合からかなり進歩が見えた。マークの受け渡しや誰がどこを守るのか、マンマークとゾーンの併用など、詳細が詰められており、守備でもアーセナルを苦しめることができていた。個人的に敵陣でのプレス時のマークの受け渡しの多さとスペースの管理方法はもう少し修正が必要と感じるものだったが、ミドルサードからファイナルサードの守備の構築はさすがのものだったのではないだろうか。
クリスタルパレスの試合を定期的に見てないので、はっきりとは言い難いが、少なくとも開幕節のチェルシー戦からは大きく進歩していた。
ここからさらに進歩していくのならば、クリスタルパレスもまたビッグ6を脅かすだけのチームになり得るのではないだろうか。それだけで曲者は揃っているし、ヴィエラ監督の下で、その能力を発揮しつつある。
一方のアーセナルだ。開幕3連敗から3連勝。そして2つの引き分け。今回の試合に関しては限りなく敗戦に近い中の引き分けだ。難しい試合だったのは間違いないが、場所を見つけて前進していくことは、しっかりと行えていた。問題はそれが行えなかったときだと個人的に感じている。
この試合の前半は場所を取りながら前進ができていたのだが、それが難しくなると、アーセナルの選手たちは段々と「列降り」を行ってしまう。「ライン間に留まる」ことを行えないのが課題なのではないだろうか。
一見、列降りはボールサイドのエルプを行い、数的優位を作り出すことができるので、前進するに当たって万能と思われがちだが、そうではない。なぜなら、列降りを行う
ことで、相手のラインの手前で前を向くことになるからだ。その先にパスの受け手がいれば良いのだが、列降りの人数が増えていけば増えていくだけ、受け手がいなくなってしまう。
上手くいかない時のアーセナルは列降りの人数が多くなっている印象で、この試合でもこの状況に陥っていた。ここからの修正にアルテタ監督の課題が残るのではないだろうか。
今回はラカゼットが加わることで、ライン間での引き取りを一役買い、コンビネーションプレーを復活させたが、毎試合これが嵌るわけではない。ここからどのようにどのような進化を遂げるのか。アーセナルもパレスも楽しみなチームだ。
それにしてもラカゼットはすごかったなぁ。あれだけチームを鼓舞して最後は劇的ゴールで全てを持っていくんだもんな。調子を上げて頑張って欲しいな!
最後までありがとうございます!
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