もう少し再開まで時間の空くJ1。代表戦などの兼ね合い、さらに天皇杯やルヴァンカップなどが行われるが、十分過ぎる準備期間を経てのリーグ戦だ。
スカウティングの時間が十分にあり、細部に渡るゲームプランを準備していることだろう。だからこそ、今回のマッチプレビューというものは難しさを感じた。(毎回難しいのだが…)
では今回はどのような展望になると予想しているのか、そしてこの試合の僕が注目する見どころ(ポイント)についてを離していこう。
- はじめに
- 予想スタメン
- スタッツ
- 持つアントラーズ?・持たせるベガルタ?
- アントラーズの使いたい場所と場所を使う人
- アントラーズが注意すべきは?
- スコア予想
- オンラインサロン「FOOTBALLのハナシ」
- YouTube
はじめに
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予想スタメン
鹿島アントラーズは町田、上田がU24代表に召集されているが、U24代表の試合が終わるのは12日の土曜。1週間の猶予があるので先発に名を連ねるのではないだろうか。またコンディションの良さそうなアラーノが右サイド、左には土居、トップ下に荒木と現段階でこれがベストの布陣だろう。そしてCHにはピトゥカとレオをチョイス。これは相馬監督がこのセットでの試合を2試合連続で行っているので、ここは継続。もちろん、バックスも同様だ。
コンディション等、整った状態で勝利を目指す。
一方のベガルタ仙台。前節負傷交代したフォギーニョが先発に戻ってくるのかがはっきりしないが、前節のセレッソ戦と同様に、持たれてもカウンターで刺すというプランで試合に臨むと予想する。だからこそ、前節上手く行ったこの布陣で難敵アントラーズから勝ち点奪取を目論む。
スタッツ
(データは全てFootball LAB から引用してます)
データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB[フットボールラボ]
持つアントラーズ?・持たせるベガルタ?
この試合はアントラーズがボールを握ることが多くなるだろう。ここで問題となるのが、『アントラーズがボールを持つのか』それとも『ベガルタがアントラーズにボールを持たせるのか』ということだ。
この2つの意味合いが大きく試合を左右しそうだ。ボールを能動的に保持することができるのならば、間違いなくアントラーズの圧勝だろう。そう、グランパス戦やFC東京戦のように。
一方で持たされる展開になった時。こうなるとベガルタ仙台に勝機が見えてくる。実際にセレッソ大阪戦でもボールを持たせてカウンターという展開に引きずりこんだ。(もちろん、ミドルカウンターもあり)
ではどのようにアントラーズがボールを持ち(持たされる?)、ベガルタはどのように守備を行っていくのかを考えていこう。
まずはアントラーズのビルドアップとベガルタの守備についての予想から。上の図のように、アントラーズは基本的にCBとCHの4枚で後方を形成する。もちろんこれでSBが高い位置で幅を作り、SHが内側にポジションを取る。これでベガルタのMF-DFのライン間を取っていきながらサイドを奥深くを取っていくだろう。
このホットゾーンを見てもらえればわかるように、アントラーズは敵陣サイドでプレーしていることが多い。これはチームとしての狙いがあるからだろう。(もちろん守備でこのエリアに追い込んでボールを回収している関係もあり)
では一方のベガルタはどのように守備を行うのだろうか。
ベガルタはセレッソ戦と同様に『外回りの守備』を行うだろう。そのために4-4-2で守備を行う。この時に2トップで中央消しを行う。
これで幅を作り出す選手にパスを出させて場所を狭くしていくことで、ボールを回収していく展開が簡単に目に浮かぶ。
これは前節のセレッソ戦を見てもらうと想像しやすいだろう。
まずはこのような状態になり、アントラーズの保持率が上がり、ベガルタがミドルブロックを形成する展開になると僕は考えている。
アントラーズの使いたい場所と場所を使う人
ではここからはアントラーズが使いたい場所とその場所を使う人についてを話していこう。
まずは最初の段階でアントラーズが使いたい場所は以下のようになる。
この図のようにアントラーズが使いたい場所はベガルタの2トップ脇だ。ここを使うことで、ベガルタのSHもしくはCHを動かすことができる。これはもはや定石となった方法だ。(もちろん他の方法もあるが、勝手に僕が思っているだけかも)
セレッソ大阪はここを使うことでベガルタSHを動かしていた。だからこそ、外でSBを釣り出すことができていた。だがセレッソはその先のSBの背後を使うことができていなかった。(そこを使う選手がいなかった)
だがアントラーズはSBを釣り出した時点で、その背後を使うことは設定されている。だからこそ、2トップの脇を使ってSHを動かし、それに連動して動くSBを動かしたいのではないだろうか。
ここで議題として上がるのが「誰が2トップ脇を使うのか」ということだ。
僕は皆さんにここに注目してもらいたい。
僕が考え得るのはこの3つだ。
まず1つ目がCHがCBの間に降りるパターン。これはCHピトゥカが降りることになるだろう。(そうなって欲しい)
これはピトゥカの能力に適していると思うし、この前の試合ではこれを行っていので、ぜひ継続してもらいたい。
では2つ目の考えられるパターン。
これがCHが外に流れるパターンだ。これでCHが外でCHがフリーになれることが多くなるだろう。さらにベガルタの守備は(セレッソ戦を見る限り)2トップで中央のCHを消すことを行う。これは中央CHが1枚でも2枚でも変わらないだろう。
だからこそCHが流れた時に外でフリーになれ、さらにSHを動かすことができる。
そして3つ目。
これがSHに土居とアラーノが入るメリットになってくるのではないだろうか。中に入ってMF–DFのライン間に入っているSHがMFのラインを越えて下がることでベガルタSHの視界に入ることでSHを動かすことができる。
これでSHと入れ替わるようにOMF荒木がMF–DFのライン間へ移動する。この入れ替わりでベガルタCHを下げることが可能に。
こうすることでSHがボールを受けた時点でベガルタSHとCHを動かし、そしてCHまたはSBでレイオフでき、これで簡単に前進することができるはずだ。
このようにアントラーズは2トップ脇からその先を作りだし、そしてそこを誰が使うのかによっても展開は変わってきそうだ。
先ほども少し触れたように、SHを動かしてSBを動かすことができたならば、SBの背後のスペースは使うことは可能だろう。そうすることができれば、ベガルタ全体を押し下げることができ、攻撃を仕掛け続けることができるだろう。
僕はこの試合、ここの駆け引きと誰が使うのかということに注目して試合を観ていこうと思っている。
ぜひ皆さんもここに注目して見てみてはどうだろうか。
アントラーズが注意すべきは?
アントラーズが注意すべき点はやはりミドル・ロングカウンターだろう。マルティノスは確実に後半から出てくるだろうし、前に重心をおいた時にひっくり返される可能性は大いになる。さらにベガルタ仙台はそのひっくり返した時のスピード感と、サイドの取り方は上手だ。ここのネガトラで奪えなかった時のサイドの攻撃に注意する必要があるだろう。
スコア予想
僕のスコア予想は2−0でアントラーズが勝利すると思っている。
皆さんはどうだろうか?ぜひ予想して見て欲しい。
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