はじめに
大会屈指の強豪国のこのゲーム。蓋を開けてみればコロンビアの圧勝と言っていいだろう。チームの戦い方がはっきりとしているコロンビアに対し、戦い方がはっきりとしないアルゼンチン。メガスターのメッシも要所では目を見張るプレーもいくつかあったが単発で終わっていた。アルゼンチンの強みを消したこれんビアの戦い方に今回は触れていこう。
コロンビアの戦い方
まずはコロンビアの戦い方を紹介する前にアルゼンチンの良さを軽く紹介しておこう。
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アルゼンチンの良さ(ストロングポイント)
これは確実にメッシと言えるだろう。彼にボールを触らせ、いかにリズムを作り、ゴール前に入っていくか。これに限る。その中でアグエロ、ディマリアなどが絡むことで攻撃にバリエーションを加える。また攻撃時にSBが高い位置をとることで攻撃に厚みを加えることもストロングポイントだろう。
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コロンビアの戦い方
11番のIH起用
この起用の意図としてボールを前に運び、数的優位な状況を作り出す目的があっただろう。これは11番のクアドラードのドリブルが上手なため、DFを一枚独力で剥がすことができる。これでアルゼンチンの守備陣を中央に寄せてサイドを変えるボールを多く出していた。
メッシ、アグエロを封じる守備(良さを消す守備)
これはアタッキングサードの並びとディフェンディングサードの並びの違いが見られた。守備はどちらかというとマンマーク基本の場合によってのゾーンディフェンス。
その並びがこのような形だった。
これがアタッキングサード時の守備の並び。サイドに追い込み、WGまたは出てきたSBに向かってSBがプレスをかける。そしてCHが中目にポジションを取り、3人で奪い切る、または中へのパスをカットする守備でアルゼンチンの良さを消していた。
そしてディフェンディングサード時の並びはこのような感じ。
4-5-1でしっかりと守備ブロックを作り出し、ここでも中央を締めアグエロへのパスコースを遮断した。アルゼンチンが良い形でアグエロがボールを受けれたのは55分の縦パスだけだろう。コロンビアの守備がしっかりと機能していたことがわかる。
サイドチェンジと背後のスペース
これはこの試合に準備されてきた戦い方だろう。アルゼンチンの攻撃時のポジショニングを逆手に取った。
このような形をとるのでサイドに追い込み、そして11番、または10番に預け、CBの脇のスペースに9番を走らせる、または大きなサイドチェンジでWGを走らせ、純粋な1v1を作り出す戦い方を徹底していた。実際に2ゴールともサイドチェンジから、WGの個人語を中心に崩し、ゴールを奪っている。
まとめ
チームの成熟度が顕著に現れた試合だなと感じた試合だった。コロンビアは個々人のタスクがはっきりとしていて攻守にわたってバランスが取れていた。一方のアルゼンチンはメッシにボールを集めるがからが作ったスペースを使う選手がいないのと、彼のための前のサポートがないので苦しんでいるように見えた。4-4のブロックで守るもライン間を突かれ、ピンチを招いていた。まだまだ戦い方がはっきりしないので改善が必要だろう。何はともあれこのビッグマッチはコロンビアの完勝だったと言えるだろう。
終わりに
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最後までご朗読ありがとうございます
これからもなるべくわかりやすく伝えていくので引き続きよろしくお願いします。
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