サッカー戦術分析ブログ〜 Sixth Sense〜

Jリーグ・プレミアリーグ・セリエAを中心に解説をしていきます。

PL マンチェスター・ユナイテッド vs チェルシー 〜名門の誇りをかけた戦い〜

 

 

はじめに

トップ4争い。10年前までは共に毎シーズン優勝争いを演じていた。

しかしここ数年はそのような展開が見受けれない。

シーズン佳境で迎えた迎えた大事な一戦。トップ4フィニッシュをするため、

いや、名門の誇りを失わないため、そんな誇りをかけたこのビッグマッチをのそれぞれの狙いの解説をしてく。

 

マンチェスター・ユナイテッド(4-3-1-2)

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チェルシー(4-3-3)

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マンチェスター・ユナイテッドの狙い

  • 8番の5番への牽制 

まず第一にあげるべき点だ。これをしたことによってチェルシーは失点するまで、

後半開始から8番が交代するまでの80分まではうまく攻撃ができなかった。

前からプレスかけることでチェルシーはショートパスをつなぎ、ビルドアップをしてくる。これがチェルシーの戦い方だ。その時のキーマンが5番のジョルジーニョ

どのチームも5番にマンマークをつけるこの戦術をユナイテッドも使用してきた。

これがうまくいっていたので、ゴールを奪って引いて守った15分〜前半終了までと

8番が代わった80分〜後半終了まで以外の時間帯はマンUのペースだった。

 

  • 9番と6番の位置

9番と6番は左サイドを主戦場にしていた。ここにポジションを取ることで、ミスマッチをついていた。28番に対し、9番。ここでボールをキープできるので、全体を押し上げていた。

そして起点になることで、実際にゴールも奪っている。6番がゾーン2あたりでDFを背負いポストプレー。ここで時間を作ることで、23番の上がる時間を作る。そして9番がボールを受け、走りこんだ23番へパス。その折り返しを8番が押し込みゴールを奪った。狙い通りの攻撃だっただろう。何回かこの形で攻撃を仕掛けていた。

 

もう一つの狙い

これをすることで8番が中央にポジションをとり、0トップのような形で攻撃を仕掛けた。ライン間でパスを引き出すことの得意な8番がここにいることでリズムが生まれ、

DFを動かすことができる。このような狙いもあっただろう。縦パスを出せる21番を起用したのも8番の良さを最大限に生かすためだろう。

 

  • 9番と10番によるカウンター

スールシャール監督のプランとして、一点を奪い、引いてカウンター。そのカウンターで追加点を奪い逃げ切る。このようなプランニングだったように思える。

実際に先制点を決めてからは、自陣でブロックを作って守っていた。そしてカウンターを繰り出すために、そアバウトなボールが収まる9番と、縦に速い10番を起用していた。

だがこれが仇となり、同点弾を許してしまう。このプランは結果論ではあるが愚策だった。実際に前線からプレッシングを掛けている方が躍動感があり、何よりも得点の匂いがした。完全なるプランミスだろう。

 

チェルシーの狙い

  • 17番の起用

ここにおおきん意味あったように思う。最近調子の良い12番ではなく17番。この理由が2つある。

まず一つ目に、守備面での配慮だろう。12番もここ最近は守備の意識も高まったが、まで17番には正直劣る。

アウェイゲームで、守備の時間が増えることを考慮してでの17番の起用だった。

 

そしてもう一つ。これは5番が封じられた時のもう1人の起点だろう。

展開力があり、ボールを引き出すこともできる。これを5番のジョルジーニョが封じられた時にサッリ監督は17番のコバチッチにやってほしかったのだろう。

だが正直平凡なプレーが続き、うまくいったとは言い難いものだった。

 

まとめ

試合全体を通し、正直に述べるととても緩い試合だった。お互いに勝ちにいくという気迫がなく、プレースピードも本来のレベルにあるように思えなかった。

それでもやはりトッププレーヤー。随所でその名に恥じぬプレーを見せ観客を沸かせる場面はいくつかあった。

さらに今回は両監督の意図がはっきりと見えて面白かった。

もしも、もっとインテンシティが高ければ、ゲームが進んでいる中で違った手が観れていたかもしれない。

誇りをかけたこの一戦はドローで終えた。

 

終わりに

最後までご朗読ありがとうございます。

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では次回もお楽しみに!バイバイ!