エバートン(4-2-3-1)
マンチェスター・ユナイテッド(4-3-3)
完勝の要因
-
要因①:ハイプレスと狙いの中央
立ち上がりからホームチームのプレスの速さは圧巻だった。そして狙う場所は中央。
外を切りDMFの31番と17番を狙った。そしてショートカウンター。
ではなぜ中央を狙ったのか。それには2つ理由がある。
- 2CBの配球がうまくないこと
- 11番と10番の良さを消すこと
この2つだ。
では1.から説明していこう。
マンUの試合をよく見られる方ならわかると思うが、スモーリングとジョーンズというCBは足元が正直言ってうまくない。
彼らがボールを持った時に、パスコースを消せば、ロングボールを蹴るか、責任逃れのパスを出すしか無くなる。
さらには簡単なSBへのパスコースを消すことで、そのプレッシャーは大きくなる。
ここを狙うことはマンUの攻撃のバリエーションを消すことになる。
だから2CBにボールを持たせ、中央に追い込み、底でボールを奪った。
次に2.の説明。
ここもサイドへのパスコースを切ることで、11番と10番の良さを消した。
ではその良さとはなんなのか。それはサイドからの仕掛けにある。
特に11番のドリブルはどのチームにとっても脅威だろう。サイドで起点を作り、
そこから、9番、2列目から6番、逆サイドから10番という攻撃が多く見られる。
この良さを消すために、中央に追い込んでいた。
このハイプレスがかなり嵌っていた。さらに19番が中盤の底でボールを奪われピンチを招く場面も今までの試合で見られていたので、中央でボールを奪うプランを立てたのだろう。
-
要因②:セカンドボール
セカンドボールを拾うことで、二次攻撃に繋がることは容易にわかるだろう。
ここをほとんどの確率でエバートンは拾っていた。その拾えた理由が中盤の数と、
サイドを使って、押し込んでいたから。
これを見て欲しい。
サイドで押し込み、DFラインを下げる。DMFがほぼDFラインに吸収され、中盤のエリアにいるのは6番だけになる。このエリアを1人でカバーできるわけがない。
一方のエバートンは2DMFとSBでボールを回収していた。
セカンドボールを拾えないのではマンUも攻撃に移れない。
さらには早めにロングボールを前線に送り、そのセカンドボールを回収し攻撃に移っていた。
ここでも、中盤の人数の差を利用していたのと、圧倒的にエバートンの方がインテンシティが高く反応も早かった。
だから中盤をエバートンは制圧できていた。
まとめ
まさかエバートンがここまで圧勝するとは思いもしなかった。これでエバートンはビッグ6との試合は3勝1分。しかも全て無失点。さらにはインテンシティも高く、出足も早い。前に行く意識も相当なものだった。
このホームゲームのような試合がアウェイでもできると、CL圏内争いに絡めただろう。それだけ良い選手が揃っている。
来シーズンのエバートンも注目してみたい。
終わりに
最後までご朗読ありがとうございます。
ツイッターもしているのでフォロー、リツイート、いいねをよろしくお願いします。
YouTubeもしているのでこちらもご覧になってください。
チャンネル登録やフォローがとても励みになるのでよろしくお願いします!
では次回もお楽しみに!バイバイ!