1992年 7月8日(26歳)
183cm 77kg 右利き
ポジション FW
現時点でのアジア最高の選手。そう言って誰も異論はないだろう。そのぐらいソン・フンミンはプレミアリーグ、CLの欧州の大舞台で結果を残している。
そのソン・フンミンについて今回は触れていきたい。
- ドリブル
スピードとキレがあり、積極的果敢に前へ進んでいく。
一気に加速し、DFを置き去りにするこのドリブルは間違いなくワールドクラスのものだろう。自分で仕掛ける事ができ、常に先手をとる。だからDFは対応が間に合わず、
後手になり置き去りにされる。
またキレがあるので、急な切り返しと加速がすごい。
この緩急についていけるDFはそうそういないだろう。
好むプレーとして大外に開いてボールをもらう事が多く、縦に仕掛ける。そしてクロスなりラストパス、もしくはフィニッシュ。
彼の良さは、ロングカウンターやショートカウンターのようにスペースがある時に発揮される。
だからトッテナムの戦い方にマッチし、ここまで評価をあげているのだろう。
- シュート
この制度もかなり高い。
両足ともに蹴る事ができ、色んな角度からでもトップコーナーを狙う事が可能だ。
また振りが早いので、少ないモーションでも威力のあるシュートを打つ事ができる。
それも合間っているのだろう。カットインからのフィニッシュがかなり多い。
サイドを突破し、急に中にカットイン。そして大外に巻いてゴール。
ロッベンばりのカットインだ。ロッベンと違うのはこれを左右ともにできるところだろう。
またミドルシュートも打てる。ミートも上手いので、パンチの効いたシュートを打つ事ができ枠にシュートが飛べばゴール、最悪コーナーキックを取れる。
ここの制度が上がればもっとゴールを量産できるだろう。
- 守備での貢献
守備での貢献度も高い。
前線からプレスをかけ、牽制を行い、SBのサポートをする。
CLマンC戦でもスターリングに対して、SBとソンでしっかりと対応していた。
プレスバックを積極的に行うので、監督、チームメイトからの信頼が厚い。
また切り替えも早く、ファーストディフェンダーとしての役割をトッテナムで担っている。
- オフザボール(ボールを持っていない時の動き)
これまでの紹介はオンザボールだったが、実はオフザボールもかなり質が高い。
大外から斜めに抜け出し、フィニッシュ。このパターンも多く見られる。
スピードもあるので、難なくDFよりもボールに触る事が可能だ。
そしてこのCL マンC戦でも決めたのは彼だった。
彼の良さが全て詰まったいいゴールだったと思う。
このプレーの前にプレスバックし、ボールをマイボールにし、そして長い距離を走って
ゴール前まで顔を出す。ポジションをしっかりとり、スペースでパスをもらう。
コントロールは流れてしまったが、ドリブルで相手を剥がし、左足でゴール。
かなりいいゴールだった。
これがアジア最高の選手と言われる所以だろう。
エースのケインを欠いてもソンがいれば得点力不足には陥らない。
そのぐらいすごい選手だ。ぜひ彼のプレーに注目してほしい。
トッテナム vs マンC
少し試合内容について触れよう。
結論から述べると、トッテナムの圧勝。
マンCはチャンスを作れず、前半は特にボールを回しているだけだった。
トッテナムは23と7が前半でポジションを入れ替え流れをつかんだ。ここがゴールにつながる布石だった。
これが大きな試合のターニングポイントだろう。そして後半70分あたりにもポジションを入れ替え、23がトップ下、7が右、27が左で試合を進め、78分にゴールを奪った。
選手自身で動いたのか、監督の指示があったのかわからないが、頭が良い判断だった。
この試合の詳しいレビューはYouTubeにあるのでぜひ見ていただきたい。
前半
後半
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