はじめに
インテルへルカクは移籍するだろう。これはもう既定路線だ。そうすると必要となるのが彼の後釜。その後釜として目をつけたのがセビージャのFWウィサム・ベン・イェデルだ。17-18シーズンは25試合9ゴールを記録。果たしてプレミアリーグに適応することができるのだろうか。彼の特徴を紹介していこう。
ウィサム・ベン・イェデル
1990/8/12 28歳 170cm 68kg 両利き
フランス/チュニジア
セビージャ⇨マンU?
プレー動画
プレースタイル
ポジショニング
このポジショニングが良いからベンイェデルはゴールを決めることができる。常にCBの間に立つことを意識して、身体も常時ゴールに向いている。これがいかに重要なことかを再認識させてくれる選手だ。バイタルエリアでボールを受けることが上手だ。この狭いスペースでボールを受けるためのポジションの取り方が秀逸だ。だからこぼれ球にもいち早く反応することができる。ストライカーとしてとても重要な能力を高水準で備えている。コンタクトの激しいプレミアリーグでもコンタクトを避けながらプレーすることが可能だろう。
クロスの合わせ
これはポジショニングが良いからクロスに合わせることができる。ニアに入ってくるタイミング、ファーに流れるタイミング。どちらも一級品だ。しっかりと入っていくスペースを作っているので、ゴールに向かってボールを触ることができる。さらにはDFの間に位置しているので、DFは捕まえにくい。また前に入っていくことができるのでDFより先に触ることができる。これはミランの新エースのピョンテクと同じ原理だ。
ドリブル
相手に向かっていくドリブルを得意としている。派手なフェイントは使わず、タイミングとスピードで抜けていく。DFに向かっていくので自然とDFは集まってくる。だから周りを使うことも可能だ。ドリブルする際はサイドに流れることが多く、そこからペナ角に向けてドリブルする。カットインするのか、さらに縦に突破するのか。この選択肢をDFに迫るためだろう。この重心の動きを見逃せずに抜くことが可能だ。プレミアリーグでは飛び込んでくるDFが多いため果たして適応することができるか。移籍してきた時は見ものだ。
シュート
言うまでもなく、上手。しかも右、左、どちらで蹴っても遜色がない。所謂両利きだ。だからDFはどちらの足の前に立つべきか迷うので、ベンイェデルはドリブルで突破ができるのだろう。GKを外してシュートを打つことができるので1v1を確実に沈めることができる。この点ではルカクよりも能力は高いだろう。ミドルシュートはあまり打つことがなく、エリア内までドリブル、パスを受けシュートを打つことが多い。ミドルシュートの技術がもっと上がれば、周りをさらに使いながらゴールのせまれるのではないだろうか。
まとめ
結論から言うと、ルカクの代わりは違った意味で務まるのではないだろうか。ポストプレーやカウンター時の貢献度だと確実にルカクの方が適している。だがここでベンイェデルをルカクの代わりに獲得するのは、来季かさらにボールを保持する戦術を取り入れていくことを示唆しているのではないだろうか。果たして来季、レッドデビルズはどのようなサッカーを展開するのか。そしてそこにベンイェデルの名前はあるのか。とても楽しみだ。
終わりに
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