サッカー戦術分析ブログ〜 Football LAB〜

Jリーグ・プレミアリーグ・セリエAを中心に解説をしていきます。

CL セカンドレグ ユベントス vs アトレティコマドリー 〜前半〜

この一戦でも見事に逆転をし、次のラウンドに駒を進めたチームがある。

それがユベントス

今季にビッグスターのロナウドを加え、CL優勝を果たすための準備が整っていたが、

ファーストレグは0-2の敗北。

だがこの試合でロナウドがまた新たな伝説を創り上げた。

その大逆転が起こったこの試合の前半のレビューをしていこうと思う。

 

これがお互いのスターティングメンバーと前半の狙い。

ホームのユベントス

f:id:football-analyst:20190313104620j:plain

ユベントスの狙い

  • サイドチェンジを多用し、クロスからの攻撃を中心に攻め込む。
  • DFラインを高く保ち、セカンドボールを高い位置で回収。

アウェイのアトレティコマドリー

f:id:football-analyst:20190313104654j:plain

アトレティコマドリーの狙い

    • 失点しないため自陣にブロックを敷き、スペースを消す。
    • ユベントスが攻め込んでくるので、それを利用しカウンター。

 

ユベントスが狙いを完遂するための3つの約束事

1. クロスボールに対し必ず3人が中にいること。

2. SBが高い位置にポジションをとること。

3. ネガティブトランジション(守→攻の局面)を早くすること。

 

まずこれがSBが高いポジションを取っている場面。

f:id:football-analyst:20190313114911j:plain

こうすることで、クロスに対する人数をかけれる。

ロナウドマンジュキッチ、ベルナルデスキが基本的に中で合わせる。

マイナスのクロスに、マトゥエディが飛び込んでくるパターンもある。

 

そしてこれを実行するためのキーパーソンが3番(キエッリーニ)と23番(カン)だ。

3バックの形になり、セカンドボールを回収するのでSBは高い位置を取ることができる。なのでアトレティコはカウンターを仕掛けれない状況に陥る。

 

 

これがその場面の一部。

実際にこぼれ球を拾い、クロスからゴールを奪っている。

そして切り替えの部分はユベントスの方が上回っていたので、前半は終始ユベントスがペースを握っていた。シュートも2本しか打たれていない。

 

アトレティコマドリーの改善点

ではなぜアトレティコが上手くいかなかったのか。

それはこのように自陣に引きすぎたことが要因となっている。(青がアトレティコ

f:id:football-analyst:20190313120557j:plain

これではボールを弾いても、ゴールまでの距離が遠すぎる。

また2トップがここまで下がるとユベントスのDFラインは高い位置を取れるので、よりコンパクトになり、ボールを奪ったとしても容易にプレッシングを受けてしまう。

 

だから、アトレティコは1人前線に人を残すか、勇気を持ち2〜3m、DFラインを上げると、もう少し状況が変わっていたかもしれない。

もちろんファーストレグを2-0で勝っているから守りに徹するのは理解できるが、

ロナウド率いるユベントス、はたまたアウェイゲームで90分間守りきることは少し安直な考えだと自分は考えた。

 

結局アトレティコは前半、シュート2本、1失点という結果になってしまった。

一方でユベントスは逆転できる望みを大いに残し前半を終えた。

果たしてアトレティコが後半どのような戦い方をするのか。

ユベントスはこのまま攻め切るのか。

後半のお互いの戦い方の狙いと詳細はまた明日の記事に書こうと思う。

ぜひ皆さんもスカパー!やDAZNでCLを観てはどうだろうか。

 

 

最後までご朗読ありがとうございます。

また明日も足を運び、続きを読んで頂きたい。

ツイッターもしているので、フォローとリツイートもお忘れなく。

twitter.com

ではまた明日も読みに来てください。