今朝のCLバイエルン vs リバプールはまた後日、書かせていただきます。
では早速後半のレビューをしていこうと思う。
後半のユベントスの狙い
後半のアトレティコマドリーの狙い
- 前に出て点を取りに行く
- ユベントス3番と23番の裏のスペースを狙う
ユベントスは前半と同様に、SBが高いポジションをとり、クロス中心の攻撃を展開。
だが、前半と違ったところが一つ。
それが縦パスを入れる頻度。
これが起こった理由として、ゴールを奪いにきたアトレティコマドリーが前に出てきたので、僅かだがスペースが生まれた。
ユベントスはそこを貪欲に突いてきた。
顕著に出ていた場面。
後半に入り、アトレティコが前に出てきたので前半よりも縦パスが入るとうに。横の揺さぶりに加えて縦の揺さぶりも。
— サッカー解説と分析 ~違った視点からの観戦~ (@jHgW2UrDVwTxdFs) March 13, 2019
アトレティコDFは混乱に陥る。 pic.twitter.com/lQEIj8QhTG
前半になかった縦パス。もともと横の揺さぶりを仕掛けられていたDFは、さらに縦の揺さぶりも加えられ、<観るもの>が増えて混乱に陥る。
これがかなり効いていた。
ではなぜこれが起きたのか。
それはアトレティコ全体が前に出てきたから。
前半と後半の違いを見て欲しい。
まず前半。
これが後半。
ほぼ同じ位置にボールがあるが、後半の方が全体的に前がかりになっている。
こうするとボールを奪った後に前線に人数をかけれ、厚みのある攻撃ができる。
だが後半からラインを上げたことが仇となる。
先ほども述べたが前に行くことでDFとMFの距離(間延び)が伸びてしまい、縦パスが入るようになる。
そしてもう一つが裏のスペースだ。
ここをユベントスの19番や3番が一発で狙うので、より間延びしてしまう悪循環に。
このようにして、アトレティコは大会から姿を消すことになった。
ユベントスはアトレティコの圧を感じ取ったのか、70分にフォーメーションを4-4-2に変更し、ミラーゲームに持っていく。
こうしたことでやるべきことがはっきりしたので、ピッチ上の選手は迷わず引いてカウンターというタスクを完璧にこなすことに成功した。
お互いの交代の意図
アトレティコマドリー
- 56分 11番 out 10番 in ゴールが必要な状況で前への推進力を出すため。
- 77分 4番 out 23番 in ここもゴールが必要な状況での投入。8番サウールをSBに。サイドにより推進力を持たせる。
- 67分 37番 out 10番 in ライン間が空いたことにより、ディバラの良さが出るのでここでで投入。クロスだけでなく、ラストパスなどのアクセントを加える役割。
- 80分 17番 out 18番 in アトレティコがかなり前がかりになり、裏のスペースを突くために投入。実際に1本決定的な場面があったが、決めきれず。
これが後半の全貌だ。
アウェイで後手に回ってしまったアトレティコは文字通りの完敗。
シュートの試合を通し5本しか打てなかった。
結果論だが、アトレティコは前半は攻め込むべきだったように思う。
一方でユベントスはビッグゲームプレーヤーのロナウドがまた大仕事をやってのけた。
この選手がいると、ゴールという問題をすべて解決できる。さすがの一言に尽きる。
もちろん他の選手も完璧な試合運びを演じた。
この戦いを続けるのであれば、悲願のCL制覇も夢ではないだろう。
これからもユベントスの戦いを気にかけて欲しい。
ちなみに僕はユベントスが優勝すると予想している。
ぜひ皆さんもDAZNやスカパー!でサッカーを観てもらえたら嬉しくばかりだ。
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