サッカー戦術分析ブログ〜 Sixth Sense〜

Jリーグ・プレミアリーグ・セリエAを中心に解説をしていきます。

Jリーグ コンサドーレ札幌 vs 横浜FM 〜面白い札幌のサッカー 札幌の戦い方〜

 

コンサドーレ札幌(3-4-2-1)

f:id:football-analyst:20190423152605j:plain

 

GK:ク・ソンユン

DF:進藤 キム・ミンテ 福森

WB:ルーカス・フェルナンデス 菅  

DMF:宮澤 深井

ST:アンデルソン・ロペス チャナティップ

CF:鈴木

 

横浜FM(4-3-3)

f:id:football-analyst:20190423153002j:plain

 

DF:松原 チアゴメルテンス 畠中 広瀬

MF:扇原 天野 喜田

FW:仲川 三好 マルコス・ジュニオール

 

コンサドーレ札幌の戦い方

これが札幌の軸となる戦術。

前線からプレッシングを行い、サイドに追い込む。またはサイドに追い込み、そこからの縦パスを奪う。それがだいたいこの辺。

f:id:football-analyst:20190423155333j:plain

この黒丸の部分で奪いきり、ショートカウンター

ここで奪うための札幌の選手達の連動が整理されていて面白い。

 

実際にマリノス戦の先制点はこの展開から生まれた。ボールを奪ってからの人数の掛け方とどんどん人もボールも前に出ていくので見ていてこれもとても面白い。

 

  • WBが大外に張る

これも札幌の特徴だ。

サイドで起点を作り、一気に逆サイドに展開。そして、クロス。または自分で持ち込んでフィニッシュ。

ボールサイドに人数をかけるので(オーバーロード)、奪われたとしてもすぐに奪い返し、その流れから逆サイドのWBへ。

これも大いに有効だ。

ボールサイドに人数をかけるので、もちろん、守備側も人数をかけないと突破されてしまう。このようにして、ボールサイドに寄せる。

そうすると、逆サイドに展開された時のスライドの距離が長くなる。

また、そこからクロスを入れられる場合、DFの目線はボールホルダーに行っているので、マークを見失ってしまう。

この方法で、29分に札幌は3点目を奪った。

 

  • シンプルにDFの背後への供給

これは、押し込まれた時の戦い方。

5-4-1ないしは、5-3-2のブロックを作り守る札幌。前線に残っているのは、9番の鈴木武蔵か11番のアンデルソン・ロペス。はたまた2人残っている。

この2人は強く、早く、ボールをそう簡単に失わない。

だからアバウトなロングボールをDFの背後に蹴り込み、全体を押し上げる。

この方法で9分に9番の鈴木武蔵が抜け出し、そのフリーキックを決めて2-0としている。

前線にこのような選手がいることでできる戦術で、単純だがとても効果的だ。

 

  • まとめ

実際に札幌の試合を見てもらいたい。その時にプレスをかけた時の連動性と、そのあとの迫力のある飛び出し。スピード感があり、サッカーを知っている人も、知らない人も楽しめるサッカーだと思う。ぜひご覧になって欲しいチームの一つだ。

試合内容

前半

両チームともにテンションの高い試合の入りだった。ともに攻撃的なチームなので、中盤での潰し合いが前半開始早々から見られた。

そしてすぐに試合が動く。札幌がサイドでボールを奪い、ショートカウンター

抜け出した18番がきっちりと決め、先制。さらに9分にもFKから追加点を奪った。

マリノスは、18分に1点返したと思われたが、これはオフサイド。ここで札幌の弱点を見つける。札幌は3列目からの飛び出しについていけず、何度かこの形からピンチを招いた。それを受け、札幌はフォーメーションを4-4-2に変える。

この3列目の飛び出しは、サイドで起点を作られ、中のスペースを空けてそこを突かれる。4-4-2にすることでサイドのスペースをなくして対応した。

そして、29分に札幌が3点目を奪う。

これも札幌の狙い通りの攻撃だった。左サイドで起点を作って、一気にサイドチェンジ。7番が1v1を制し、クロス。そのクロスを11番が合わせて3点目。

完璧な攻撃だった。

これを受けてマリノスがボールを持ち、札幌がカウンターを狙うという構図ができて前半を終えた。

 

後半

後半頭から、マリノスは点を取りにいくためによりラインを高い位置に設定し、コンパクトに保っていた。しかし、11番や9番へのアバウトなボールでピンチを招く場面も多々あった。

それでもゴールを奪うことにこだわるマリノスは57分に6番に代え7番を投入。

これでちゅ版の並びを1DMF2CMFにした。

だがこれが裏目に出てしまう。DMFの脇のスペースがガラ空きなので、18番と11番に時間とスペースを与えてしまった。

札幌の監督ペトロビッチはこれを見て3-4-2-1にポジションを戻し、WBを高い位置で張らす指示をだす。これで対角線のロングボールが多くなり、7番がより仕掛ける場面が多くなった。

マリノスは79分に高さのある38番を入れるが特に攻撃は活性化せず。

最後まで攻めの姿勢を貫くが、札幌のカウンターを受けて万事休す。

攻撃的な両チームのこの試合は3-0で札幌に軍杯が上がった。

 

  • 最終スタッツ(札幌:横浜)

シュート(枠) 14(8):11(4)

ポゼッション 36%:64%

パス(成功率) 345(77%):741(89%)

コーナーキック 4:5

ファール 20:14

 

終わりに

最後までご朗読ありがとうございます。

ツイッターもしているので、フォロー、リツイート、いいねをよろしくお願いします。

twitter.com

YouTubeもしているのでこちらもご覧になってみてください。

www.youtube.com

 

皆さんのフォローやチャンネル登録も励みになるのでよろしくお願いします!

では次回もお楽しみに!バイバイ!