サッカー戦術分析ブログ〜 Sixth Sense〜

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CL セカンドレグ マンC vs トッテナム 〜壮絶な打ち合い 両監督の駆け引き〜

 

マンC スターティングメンバー(4-3-3)

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トッテナムスターティングメンバー(4-3-1-2)

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前半

  • 試合内容

20分間で5点が入る打ち合いでこのゲームの幕が開けた。

開始早々4分にマンCの先制点。ビルドアップ時にSBが外にポジションをとり、縦パスを配給しやすい状況を作り出し、17番のドリブルから7番がカットイン。そしてゴール。トッテナムは出端を折られたかのように見えたが、直後の7分にトッテナムが同点に追いつく。20番のスルーパスをCBがカット。そこを7番が拾い、シュート。ワールドクラスのシュートだった。そしてその3分後。逆転に成功する。

しっかりとブロックをしき、ビルドアップ時に中央に入れさせず、バックパスを選択させる。マンCの14番がコントロールミスでボールを奪われ一気にカウンター。

またしても7番がワールドクラスのシュートを放って見せた。

これで試合は落ち着くかと思われたが、そんなことはなかった。11分にマンCが同点に追いつく。サイドチェンジから10番への縦パス。そこからドリブルで運び、逆サイドの20番へ。そしてフィニッシュ。これで同点。

ここから試合は少し落ち着くが、21分にマンCが逆転弾。クイックリスタートから、20番がボールを受け、オーバーラップした17番へ。クロスをあげ、逆サイドの7番が決めた。これで壮絶な打ち合いの前半が終わった。

 

  1. アウェーゴールがあるので引いてカウンターを狙う
  2. 21分の失点を受けて、7番がサイド、27番が1トップ、20番、23番がトップ下のような形になる。
2の駆け引きの詳細

マンCにサイドで起点を作られていたため、そこのケアを行う。

そしてオーバーロードを行い、逆にサイドで数的優位を作る。(ワンサイドアタック)

また20番と23番がトップ下のようなポジションをとることで、マンC8番の脇のスペースを狙い、21番と17番のポジションを下げさせる狙い。

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  • マンCの駆け引き(前半)

  1. トッテナムが中央を固めることを予想していたので、ビルドアップ時にSBが中に入らず(普段はDMFの働きをする)サイドで起点を作る。そうすることでトッテナムを全体的に広げる。
  2. ドリブルで運んでサイドチェンジ

 

マンCの駆け引きの詳細

まずSBが開いて幅をとることで、トッテナム全体を広げることに重きを置いていた。

1st leg でビルドアップ時に潰されたのでそこの修正だろう。

そしてSBから17番、21番に縦パスを入れ攻撃のスイッチが入る。そこでドリブルで中に運び、逆サイドにサイドチェンジ。中央に人数を集めたので逆サイドは手薄な状況が生み出される。実際にマンCのゴールは全てドリブルが起点になっている。

 

 

後半

  • 試合内容

後半からマンCは2DMFのような形をとることが多くなった。こうすることでSBが高い位置をとることができ、攻撃に厚みが増した。

そしてビルドアップの仕方も少し変え、17番が下りてきてボールに絡むことが多くなった。そして59分。とうとうゴールが生まれる。8番からの縦パスを受けた17番がまたしてもドリブルを開始。今度は同レーンで抜け出した10番へスルーパス。これを10番がニアを打ち抜き、アグリエイトスコアでも逆転する。これでいつも通りの戦い方をするようになったマンC。21番に代え25番を入れることでSBが偽DMFを行うようになる。

25番に攻守のバランスと守備の強化を託した。

一方のトッテナムは攻め手がない中。7番がカウンターからCKをもぎ取る。

これが歓喜のゴールを生む。一度は弾かれるがまたCKを獲得。このCKから18番がゴールを決めアグリエイトスコア4-4で、アウェイゴール差で優位になった。これが73分の出来事だ。攻めるしかなくなったマンCは19番を投入し攻め立てるが一歩及ばず。

ロスタイムに逆転弾を叩き込んだと思われたが、VARでオフサイドに。壮絶な打ち合いを制し、トッテナムセミファイナルへ進んだ。

 

  1. 基本戦い方は変えない
  2. サイドで起点を作り、SBを上らせないようにする(うまくいかない)
  3. 73分のゴールの後にサイドを使われるので27番に代え33番を投入。これでサイドの守備を強化。
  4. 83分の19番投入を受けて、88分に守りきるぞという意図をみせ、3番に代え6番を投入。ここで5バック。18番も下がり、5-5のブロックを敷く。

 

  • マンC駆け引き(後半)

  1. 後半から2DMFにすることで中央経由のビルドアップが可能になり、高い位置でSBが幅をとることに成功
  2. SBが高い位置を取り、7番と23番を守備に回らせることに成功(トッテナムがサイドで起点を作れなっか理由)
  3. 逆転ゴールを奪い、25番に攻守のバランスを任せ試合を落ち着かせる。
  4. ゴールを奪われ83分にサイドからの攻撃でアクセントをつけるために、22番に代え19番を投入。

 

まとめ

お互いの監督の駆け引きがとても面白い試合だった。先発で19番が出ていたら、スピードのある攻撃とドリブルでチャンスを作って試合内容も変わっていたかもしれない。

グアルディオラ監督の考えていることは、自分の何倍も先にいるので偉そうなことは言えないが先発で19番を観てみたかった。

これでマンCは4冠の夢は潰えたが、まだ3冠が狙える、ぜひそこを狙ってもらいたい。そしてトッテナムは初のセミファイナル進出。新スタジアムとともに歴史を作っている。次の対戦相手はあのヤングアヤックス。とても面白い試合になるだろうから、ぜひ皆さんにも観てもらいたい。

 

終わりに

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