ケヴィン・デ・ブライネ
1991年 6月28日(27歳)
181cm 76kg 背番号17 右利き
所属クラブ マンチェスター・シティ
ポジション MF
もともとのポテンシャルはかなり高かった。チェルシーで過ごした不遇の時を経て、
ヴォルフスブルクでそのポテンシャルの高さを発揮し、14-15 シーズンには文ですリーガ34試合で10ゴール20アシストを記録。
2015年の夏にマンCに移籍。目を見張る結果を残す。公式戦41試合で16ゴール14アシスト。
そして16-17シーズンに運命の出会いをする。名将グアルディオラだ。
彼と出会い、デ・ブライネはさらなる覚醒を果たす。
16-17、17-18シーズンともにリーグトップのアシストを記録し2シーズン連続でアシスト王に選ばれた。
そんなデ・ブライネの何が凄いのかを紹介していく。
- パス(キック)
デ・ブライネの一番の特徴だ。
起点になるパスではなく、ゴールに直結するパスが多い。
ショートパス、ミドルパス、ロングパス、ラストパス、アーリークロス、ロークロス、ハイクロス、ミドルシュート、カーブボールに無回転。さらにはCKとFKのプレースキック。彼はありとあらゆる球種を蹴る事ができる。
さらにその精度が両足とも格段に高いのだ。
プレースキックでもピンポイントでキックでき、さらにボールの質も高い。
触ればゴールというボール蹴れ、デ・ブライネのイメージと合えば高確率でゴールなる。
またボールを止めるのも上手いので味方はタイミングが取りやすいため、タイミングよく抜け出す事ができる。
軸足をセットするのとパスを出せなかった時の軸足の位置の修正がかやいので、DFは対応仕切る前に、パスを出されワンテンポ遅れてしまう。味方はタイミングが取りやすく、相手は取りにくい。味方が見えやすく、相手が取りにくい位置にボールを置くのだ。だからアシストを量産できる。
言わずもがな、キックの精度が高いのでミドルシュートも上手い。
コウチーニョと少し違い、カットインからのミドルシュートではなく、ゴール正面でのシュートが多いイメージだ。
バイタルエリアでボールを受けて、はたまたドリブルで持ち込んで、またはこぼれ玉に反応してミドルシュートを打つ。膝下の振りが早いので、DFはシュートブロックに間に合わない事が多い。高確率で枠を捉えるのでシュートが入るのも納得だ。
- スペースメイキング
これがグアルディオラ監督と出会い、一番伸びた点だろう。
もともとこのプレーも得意だっただろうが、一段階、また上のレベルに進んでいる。
味方の入り込むスペースを作るのはもちろん、自分が抜け出すスペースを作ることもできる。
そして自分が前を向くため、ボールを受けるためのスペースを確保する事もかなり上手い。
試合を観てもらったらわかると思うが、デ・ブライネは高い確率で前を向いてボールを受けている。しかもバイタルエリアの付近で。
何度かこのブログでも説明しているが、バイタルエリアで前向きでボールを持つ事が出来れば、選択肢は無限大だ、ましてやキックの上手いデ・ブライネ。
ミドルシュートにラストパス。グアルディオラ監督と出会い、ボールを受けるためのスペースメイキングがかなり上手くなっている。
なのでヴォルフスブルク時代と比べ、サイドに流れる事が少なくなった。
中央、バイタルエリアでボールを受けて決定的な仕事をする。
このスペースメイキングのおかげだろう。
デ・ブライネもまたグアルディオラ監督の指導の下、覚醒したプレーヤーの1人だろう。プレミア屈指パサーに成長したデ・ブライネ。今シーズンも残り少なくなってきた中で、彼が調子を上げているのはマンCにとって朗報だ。
前人未到の4冠を達成することはできるのだろうか。
この偉業もデ・ブライネにかかっているかもしれない。
ぜひ皆さんもマンCの戦いを気にとめていて欲しい。
最期までご朗読ありがとうございます。
ツイッターもしているので、フォロー、リツイート、いいねをお忘れなく。
また読者になって頂ければ幸いです。
来週にマンCのビルドアップと攻撃時のポジショニングについての記事とyoutubeでの解説をします。ぜひこちらもご覧になってください。
改めて最期までご朗読ありがとうございます。