天皇杯2回戦サンフレッチェ広島 vs FC徳島を写真と共に振り返るよ!

5−0の完勝!福山の人たちも温かくて本当に良い所でした!

色んな人に会えて、本当に充実したプチ遠征となりました!ありがとう、最高!!!

 

てことで今回は写真もたくさん撮ったんで、写真をシェアしながら振り返っていきますぜ!

 

試合前!

見てくれ、この近さ!知り合いの方が最高の席を確保してくれとって、これでもか!ってぐらいに選手との距離が近くて大興奮!

え?他にも見たいって?仕方ねえな、俺のセンスのねえ写真たちを見てくれや。

志知くんと鮎川くん。その後ろはコッシーとナス。

はい、近くに来たコッシーとナス!ナスのゴールも見れて最高だったし、コッシーは自信を取り戻しとって良きかな!

たいち!これから出場機会は増えてくると思うパフォーマンスだった!

俺らの荒木!かっけえよ、あんた!

試合開始と雑感!

この試合の雑感はYouTubeで話してます!写真でも振り返ってくね!

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試合開始!

いつだってスタジアムは興奮よ!!!

時は経ち、、、。

勝利の円陣!!!スッゴイネー‼︎‼︎

 

試合後の写真!

スキッベさん!勝利を届けてくれて、福山のサポーターにも最高の試合を届けてくれてありがとう!

社長とハイタッチするみんな!可愛い!社長、本当に良い人!

 

本当に良い試合を見れて最高でした!福山の人たちも良い人がいっぱいで好きです!

スタジアムまでは迷子なったけどね!!!!!!

 

休養と調整ができて、フロンターレ戦に迎えるんで、リーグ戦も勝ちましょうぜ!

 

P.S.

もっと良い写真撮れるように精進します!!!

【簡易レビュー】J1第12節 サンフレッチェ広島 vs アビスパ福岡

 

 

簡易レビュー

アビスパが行ったサンフレのプレス対策。彼らはCBの脇を強襲する方法を用意。サンフレはSHの横の動きを対応するのが苦手でそれを用意していた。そのためにWBをSBで引っ張り出してスペースを作り出す。

WBを引っ張り出した時点で、2択の攻撃を仕掛ける。1つはCBの脇のスペースと2つ目はCFへのロングパスからの2nd回収の攻撃。

アビスパは1つ目のCB脇強襲を中心に攻撃を仕掛けることを考慮。だからこそ中央を割ることに成功していた。

これが中央を割れる理由。野津田を動かすことで中央のスペースを確保。ここがかなり上手かったと思うし、サンフレワンアンカーにしたことで、カバーが効かなくなってしまう。これでひっくり返された先のCHでレイオフを作られながら、バイタルを使われる。例えば7:05〜とか。

こんなふうにバイタルに入られる。これはレイオフと並行の作り方が上手いから。その成功率を上げるためのロングパスで、サンフレは中盤をひっくり返されたのが苦しむ要因にも。

受け直しで喉元を抉る場所に入っていける佐藤と山岸もすごかった。

次はサンフレの保持の局面。

この局面もアビスパの守備が光る。受け流すように外誘導して迎撃を作る。対するサンフレは外に起点を作るけど、手前しか用意できずに深さを作れてなかった。だからこそ、アビスパが前に出てくることを助長してしまった。

このようにボールサイドIHは三角形の参加で逆IHは背後までの距離が遠い。仮にボールサイドIHが出ていくと、引っ掛かった先のネガトラどうしますか?の問題に直面するので抜け出すことが難しくなる。

 

これでサンフレは攻撃の停滞感が浮き彫りに。ここまでシュートまで持っていけれんのはアルビレックス戦の前半ぐらい。

 

そんで後半に修正したサンフレ。

3421に戻したサンフレ。これをしたことで起点を作られてしまっていたSBに対して対応ができるようになった。中央もCHがCHを捕まえることでプレスのベクトルを前にすることに成功。

このように3421に戻すことで3−3で圧迫できるようになる。迎撃も可能に、さらにCBの脇のスペースも潰すこともできるように。ワンサイドカットもしっかりと行うことでこの圧縮が可能。

攻撃に関してはSBの背後を狙えるようになったので、川村と東の並行を作れるように。押し込むことが可能になって、フィニッシュワークまで繋げれるようになった。

逆転を手繰り寄せる軌道修正はさすがスキッベさん!

 

徹底レビュー

徹底レビューをyoutubeで行ってるんで、チャンネル登録もお願いします!

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人は楽しそうなところに集まる。サッカーに興味無い友達がサッカー観戦にハマった話。

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「サッカーむずい」
「何が起きとるかわからん」

 

うん、そうなんよ。初めてサッカーに触れる人たちはこんなふうに思うんよね。そんで大体がこの二言で突き放される…
サッカー好きな人たちなら一度は経験したことあると思うんじゃ、これ。

 

でも聞いてくれ。俺は今季、サッカーに興味のない友達を4人もサッカーにハメてみせた。どや、凄いだろ?
いや、ハメてみせた!ってのはおこがましいな。
サッカーの魅力、現地観戦の魅力を最大限に伝えることができたけ、サッカーにハマったんだと思う。
俺らが魅了されとるものを伝え切れば、そりゃハマると思うんよ。これはもう必然。サッカーすごい。

 

今回はサッカーに興味がない友達を俺がどうやってエスコートしたかを振り返ってみたけん、シェアしてみようと思う。
まぁエスコートしたと言うより、ただサッカーを全力で楽しんだだけなんじゃけどね。
そんで仲良い友達がサッカーにハマったら嬉しいじゃろ?

人は楽しそうなところに集まる

はい、これは真理。この世の理。心のノートにメモっとけ。

「サッカーにおいて」だけじゃなくて、「人生において」ほんまに大切なこと。
いっつも楽しそうな人の周りには人が集まっとるじゃろ?
そういうことよ、きっと。

 

ということでね、まずスタジアムに向かう上で至極当然のことなんじゃけど「心の底から楽しむ気持ち」を忘れたらいけん。まぁサッカーを知っとるみんななら、忘れることなんかないと思うけど。
それで楽しむ気持ちを心の底にしまったままじゃいけん。
楽しい!って気持ちを全力で表現する。
俺はこれが自然とできとるんだと思う。スタジアムまでの道中、「まーじで楽しみ!」ってめちゃくちゃ言っとるらしい。
わかった、しつこいけん!って笑いながら何回も言われた。仕方ないじゃんね、楽しみなんじゃもん。

 

まずはこの楽しいって気持ちをシェアする。一緒に行く友達も「楽しいんかな?」って不安と「きっと楽しいじゃろうな!」って期待を込めてスタジアムに向かっとるんじゃけん、期待を膨らませてもらおうや。
スタジアムには、そしてサッカーにはその期待を超えるものがあるんじゃけんさ!

 

「どこで見るか」はやっぱ大切

そんで次に大切なのはやっぱり「どこで見る」かじゃね。俺は4人(友達夫婦、元ギター部、元野球部)の友達とはそれぞれSS指定、バックゾーンで見たよ。
サポーターズシートで飛び跳ねるのはやっぱ初心者にとって敷居が高いというか、応援歌も分からんのにそこにぶち込まれるのはキツいと思う。いや、確実にキツいわ。俺がそうだったら嫌じゃもん、蚊帳の外で楽しくない。

 

てことで、エディスタに友達を連れて行く時はバックゾーンかバック指定をオススメする。
全体を俯瞰できて「テレビでよく見る」視野で観戦できるけん、観戦に入りやすいと思うし!
そんでもってテレビよりも近いけん良いよね!

 

でね、やっぱり近ければ近いほど選手との繋がり、プレーの熱量を感じれる。
これを感じた時にスタジアムと繋がっとる!っていうのを肌で感じて知れる。ここもスタジアムの魅力だよな、間違いなく。

 

てことでチケットは横から全体が見えて近いところを押さえた方が良いと思う!

 

難しいスタジアムまでの道中

ここも大切だと思うんよね。そんで難しいんよね。
俺は他愛のない普段の会話をしとったし。自分からはサッカーの話しはせんかな。
するとしても「なんか今日サポーター多いかも!?」ぐらい。少なそうな時は触れん。
そんで友達から質問された事に対して情報をちょびっと付け加えて返すぐらい。

 

俺がこの前したのはね、
「のぶやの好きな選手誰なん?今着とる11番の人?」

 

「そうそう!満田誠!マコ!」

 

「へー、まぁ当然知らんけどね笑」

 

「じゃろうね。んでね、マコはね、くっそ走って頑張るんよ!そこがね、なんか心打たれるんよ、とりあえず凄い!」

 

なんかもうこんな感じよ。笑
難しい事なんかいらんし、やねこいこともいらん。
走るとか、頑張るとか、キック力凄いとか、ドリブルが上手いとか。
初心者でも言われて分かることを伝えれば良いと思う。より簡単に簡潔に。

 

そんであとは今週のワンピース熱かったね!とかそんな話をすればええ。

 

俺は1時間前にスタジアムに着く!

ここはほんまに感覚。でも早過ぎる事だけは俺は避けたいかな。俺らは楽しみ方をめちゃくちゃ知っとるし、それをいきなり紹介するのは俺はできんかな。俺のプレゼンする力が無いだけなんじゃけどね…

 

じゃけん俺はすぐにスタジアムの中に入って、ちょっこっと食いもん買って、酒買って、席に着く!そんで入る時に貰える冊子を一緒に読む!
なんでか知らんけど、俺の友達たちは六角形のパラメーターのやつがめちゃくちゃ好きだった。
あと出身地ね!やっぱここは大切らしい笑

 

言葉はいらん。全力で楽しめ。

試合が始まりゃあ言葉は必要ない。感情を剥き出しにして、ありのままを見て感じてもらう。
んでよ。こっからが俺らの腕の見せどころ。
チャンスになりそうとか、ピンチかもしれんとか、そういう時に「行け!行け!チャンス!チャンス!」とか「あっち空いとる!」とか、とりあえず1プレー1プレーに感情を乗っける。
感覚で分かるじゃろ?チャンスとかピンチとか。
そこを全力で表現する。


俺らが特に全力で声を張り上げる時ってさ、チャンスな時でゴールの匂いがする時であり、ピンチで絶対に乗り切って欲しい時だと思うんよ。

一緒に来とる友達からすると「こういう時がチャンスとかピンチなんか!」って感覚で分かるし、感情を剥き出しにしとるけん、そりゃ気になる。じゃけんより集中してサッカー見るよね。
そんでその瞬間の喜怒哀楽を少なからず受け取るけん、自然とサッカーの熱に当てられるんだと思う。

 

これが「人は楽しそうなところに集まる」って事だと思う。ましてや隣に全力で楽しんで一瞬一瞬に感情を乗っけとる奴がおると、そりゃ楽しいさ。

 

時に悔しいこともあるけど、俺は全力で楽しんで感情を剥き出しにする事が好きだし、スタジアム、いや、サッカーにはそうさせるだけのエネルギーがある。

 

友達と全力で楽しんで、サッカーにハマってもらおうぜ!

【広島アウェイ遠征完全版】俺ならこうやって広島を飲み歩く!

アウェイ遠征で広島まで足を運んでくれる方々へ
これを読んで広島を堪能して下さい
そして感謝の勝ち点3を広島に置いて帰って下さい

 

...

 

何気なく呟いたこのツイート。
意外にも反響があるっぽくて、「俺ならこうやって広島を飲み歩く!」ってのを書いていこうと思います!

 

 

酒が好きで割と飲み歩いた自負があるんで期待して下さい。笑
ようこそ、広島へ!乾杯🍻

 

 

広島駅周辺か?繁華街か?

まずはこれが重要になります。広島は厄介なもので、「広島駅」と「繁華街」が離れてしまってます。正直、広島人も「くそたいぎいのう」と思ってます。

駅と繁華街を行ったり来たりして、やねこいことにならんように、まずはどっちで飲むかを選択して下さい。
せっかく広島に来たんなら、楽しんで帰って欲しいんです。

参考程度に、以下が広島駅周辺と繁華街です。
広島駅周辺とはそのまま「広島駅」周辺のことです。

この辺かなぁ


繁華街とはこの辺りを指します。

この辺かなぁ

ちなみに繁華街と駅は徒歩で20分ぐらい、路面電車で10分ぐらい、タクったら一瞬です。

あと繁華街からでも広島駅からでもエディスタまでは簡単に行けるので安心して下さい!
これはまた後で紹介しますね!

ではここから、「俺が駅周辺で飲むならこうする!」と「俺が繁華街で飲むならこうする!」を紹介していきます!

俺が駅周辺で飲むならこうするわ!

駅周辺で飲むなら、確実にエキニシへ行きます。
広島駅南口(改札出て右に歩く)から出て、向かって右に歩いていけば5分もかからずに聖地エキニシに着きます。
駅周辺で飲むならここ一択だと僕は勝手に思ってます。

まず最初に行くなら「大漁酒場ざこ丸」です。
リンク貼っときますね!

 

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何が良いかって、穴子の刺身が食えること!これが存外に美味い。醤油じゃなくてポン酢で食うとまーじで美味い。

当然のように牡蠣もありますし、「がんす」もあります。あと「せんじがら」も。でもせんじがらは他の所で食べて欲しいです!広島の海の幸を堪能できますぜい。料理も美味いし、酒も美味いし最高!

地酒の種類もある程度ありますよ!でも僕なら他の場所で堪能します!また後で紹介しますね!

店内は1階がカウンターで2階が座敷になってます。階段が急じゃけん、気をつけて下さい。あと座敷は靴脱ぐんで履き脱ぎしやすい靴だと楽ですね!
飲み方、食い方にもよりますが、1人5,000円前後で存外に満足できます。

ここで気持ち良くなったら、次は酒の種類がたくさんある店へ行きます。
それが「BALTAN 本店」です。リンク貼っときます!

 

 

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お酒の種類が沢山あって天国。日本酒・焼酎大全というメニュー表もあります。神。ここで広島の地酒、なんなら全国の地酒を楽しめます。
メシよりも酒を楽しみましょう、ほんまに!
改装して小洒落た感じになって楽しいです!あ、酒飲めばなんでも楽しいか。
1階はカウンター、2階は掘り炬燵です!

大体1人4,000円もいかないと思います…たぶん。(毎回毎回支払いの記憶ない。笑)

もしもうちょいなんか食いてえ、なんなら串食いてえ…って!なった時は「ぼへみ庵」へ行きましょう。老舗の串にハズレはない!当たりしかない!

 

 

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ちょいと値段は高めですが美味いです。僕個人的に牛すじ煮込みがくっそ美味いです、串じゃないけど。

席数が少ないんで、もしかしたら先に紹介した2店よりも入れんかもしれんです。どのみちどこの店も電話とかて確認した方がいいです。

もっと広島のローカルな感じを味わいたなら、「りんごの木」ってお店です。

 

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僕が訪れた時はめちゃくちゃお母さんが優しかったですよ!
串揚げ中心で地酒もあって、雰囲気が温かい居酒屋です!

(エキニシ周辺だとお好み焼きを食べたことないので、お好み焼きは知らないです、すいません…。)

僕ならざこ丸⇨バルタンで満足して、駅の北口にある我馬で〆ですね!

ちなみに「ホルモン焼き肉やまと」も美味しいですよ!

 

 

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ホルモン好きな方、ぜひ食べに行ってみてね!

 

広島駅からエディスタへ行こう!

そして翌日。いよいよエディスタへ!
広島駅からは山陽本線(岩国方面)か可部線に乗って横川駅(広島駅⇨新白島駅⇨横川駅)で降ります。
南口から出て、すぐ右に曲がるとエディオンスタジアム直行のシャトルバスが出てますので、こちらを利用すると便利です!
14:00キックオフとかだと、横川で焼き肉を食って一杯引っかけて行くのもアリかも!?

 

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これが駅周辺で飲むなら、俺はこうするでした!

では次は繁華街バージョンです!
(こっちの方が楽しいと思う)

俺が繁華街で飲むならこうするわ!

よし。じゃあ早速ですが、紹介していこうと思います!
お好み焼きを食べるか、牡蠣を食べるかで分かれます。

ではまずはお好み焼きバージョンから紹介していきます!

お好み焼きから飲みスタートするなら!

僕がよく行くお好み焼きは「蔵屋」です。

 

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シソが好きな人はほんとにハマると思います!もちろん普通のお好み焼きもあるんで安心して下さい!

鉄板焼きなんで、おつまみも豊富です。お好み焼きを1人1枚がっつり食べるか、1枚をシェアするのかはお任せします。
ちなみに僕は1枚がっつり食べますね、はい。

ここで酒を飲みながら腹を太らせて、さぁ2軒目です。
一番の繁華街「流川」からは少し離れているんで、そこまでの道のりで1軒挟んでから流川に入ります。
その道中でよく行くのが「大漁酒場 魚樽袋町支店」です。

 

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ホルモンの天ぷらと牡蠣を食べながら1-2杯飲んだら、流川へ向かいます。
歩きながら酔いを覚まして下さい。笑

流川に着いたら、僕は焼き鳥を食いますね。
どんだけ食うんや!ってなるかもですが、数本食べながら酒を飲む感じです。いやぁ、ほんと3件目とかは広島名物とかじゃなくて、僕が感じた美味いもんです。

何軒か紹介するんで選んで下さい!

まずは「いちかばちか」です。

retty.me

遅くまで空いとるんで、僕はほぼ間違いなくここに寄りますね!
ここが1番のおすすめです!

次によく行くのが「鳥つぐ」です。

 

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0時までなんでちょい早めに行く必要がありますが、ここも美味しいですよ!上の階(何階か忘れた)にあるんで、頑張って探して下さい!

そして最近よく行くのが「餃子 王」です。

 

retty.me

なんか最近、飲みながら餃子を食いたくなることが多くて、よくここに行きます。専門店ってだけあって、ここも美味しいですよ!ニンニクが効いたやつがまーじで美味い。臭くなるけど。

なかなか入れないんですけど「串処 道仲」も存外に美味です。

 

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僕もまだ2回しか行けてなくて、本当になかなか入れないレアな串屋です。あー、行きてえぜ。

こんぐらい飲めば満足するんじゃないでしょうか?
満足できんかったら、バーでも行って飲んで下さい。笑

広島のバーはまた後で紹介します!

 

では牡蠣からスタートするなら!を紹介していきます!

 

牡蠣からスタートするなら!

牡蠣から始める場合は流川から始めることができます!

まずは牡蠣をたらふく食べたいなら「牡蠣ひよっこ商店」に僕なら行きます。

 

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牡蠣食べ放題、飲み放題で様々な牡蠣料理を堪能することができます。

カキフライ、生牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣重まで、本当に多くの牡蠣料理が食べれるんで、是非とも!

 

また牡蠣小屋で牡蠣を食べながら飲みたいのなら、僕は迷わずここへ向かいます。

 

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肉も食えて、牡蠣も大粒でおっきくて満足できるの間違いないです。ちょっと高いけど…笑

 

一軒目に牡蠣を食った場合は、あとはさっき紹介した居酒屋を回って見てください!

さっき紹介し忘れたんですが「炭焼 雷」も美味しいですぜい!

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牡蠣を食うと繁華街中心からスタートできるんで、こっちの方がおすすめかもです!

お好み焼きは翌日の昼メシとかにするといいかもですね!

 

 

満足できんなら、バーへどうぞ!

あんまりバーは行かなんで、3軒しか知らないです。
ご容赦ください。

bar hikaruってところですね!落ち着ける感じで僕はここ好きです!

 

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ブルックリンってバーは果物たくさんで飲みやすいです!

 

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日本酒が飲みたいならここですわ!
旭鳳があったら飲んでみて下さい!

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〆はやっぱここじゃろう!

〆はやっぱり「花いちもんめ」ですね!

 

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優しい落ち着く味で〆にもってこいです。ぜひここで〆てもらいたいものです!

 

繁華街からエディスタへ行こう!

そして翌日。繁華街周辺からエディスタに向かう場合は「アストラムライン」を使いましょう。本通り駅から広域公園前まで向かいます。そして改札を抜けて坂道を登って行けばスタジアムに着きます。少し歩きますが、頑張って登って下さい!

 

買って帰って欲しいお土産

これはもう声を大にして言いたい。揚げもみじも瀬戸内レモンもいいけど「せんじがら」を買って帰って下さい。ほんまに!

特に「福本食堂」のせんじがらは神ってます。神っとるとか安い言葉を使いたくないですが、使ってしまうほど福本食堂のせんじがらは美味しいですよ!

昼メシをここで食ってスタジアムへ向かうのも大いにありですね!

ここのせんじがらは人気すぎるで、開店直後に行かないとなくなるかもです。それぐらい価値があるお土産だと思います。特に牛と豚のせんじがらは美味ですよ!

 

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せっかく広島に出向いて頂いたなら、ここを全力でおすすめしたいです!!!

(繁華街周辺に泊まると行きやすいですね!)

 

これで広島を堪能してくれ!

これではるばる広島まで足を運んで下さる方々が楽しんでもらえると嬉しいです。

感謝の意を込めて勝ち点3を置いて帰って下さいね!

それではアウェイ遠征される方、広島を存分に楽しんで下さい!!!

 

最後に、、、

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スポーツに救われている話

スポーツには何ものにも代え難い瞬間がある

...

W杯で日本代表が巻き起こした熱狂の渦からはや3ヶ月。
あの夢のような1ヶ月は忘れることなど到底できない最高のものだった。
白黒の日々を熱狂で彩り、乾いた心を感動で潤し、一挙手一投足から伝わる闘志で燻った情熱に火を灯してくれる。
この『何ものにも変え難い』物語は僕の人生に深く刻まれた。

そして来たる3月22日。再び日本中が熱狂に包まれた。

そう。WBCで日本が世界一になったのだ。
王座奪還が至上命題だった侍ジャパン。その歓喜の瞬間に立ち会うことができたことは僕にとって『何ものにも変え難い瞬間』として再び心に刻まれた。

この『何ものにも変え難い瞬間』こそ、スポーツだけが持つ不思議な力であり、お金では絶対に得ることができない奇跡的な瞬間なのだ。

ああ、なんてスポーツは最高なんだろう。

...

前置きが長くなったが、僕はスポーツに日々救われている。特にサッカーには感謝しても感謝し切れないほどに救われている。

繰り返されていく日々。
朝起きて、労働し、擦り減って、寝る。
この日々に嫌気が差すのは僕だけではないはずだ。
死んだように生きている中で、光が差し込む瞬間がある。パアッと視界が広がり、鮮やかな世界が帰ってくる。
それがサッカーを見ているとき。もっというとスタジアムに足を運んだときだ。

僕にとってスタジアムは夢の国。
感情を剥き出しにできて、その感情を多くの人と共有することができる。スタジアムにいる人々は見ず知らずの人だが、スタジアムにいる間は心の奥底で繋がっている。
一緒に全力で応援し、時に喜び、時に悔しがる。1プレー、1プレーに感情を乗せて応援する。共に一喜一憂するのだ。そして選手から伝わってくる闘志や情熱に奮い立ち、生きる力を貰える。

スタジアムには計り知れないほどの熱がある。

こういった瞬間はスポーツ特有のもので、何ものにも変え難い瞬間だ。

なぜ、このようなことを書こうと思ったか。それはWBC決勝戦を観戦している時の出来事。
決勝当日。僕は職場の休憩室で決勝戦を観戦していた。周りには20人ぐらいはいたと思う。
そして迎えた9回表。大谷翔平の登板だ。野球に疎く、にわかな僕だが、それでも大谷翔平の凄さはビシビシと伝わってくる。
僕はその凄みに当てられ自然と拍手をした。
しかし同じ空間の人間はやけに静かだった。
緊張しとるんか?と思ったが構わず僕は応援を続けた。

最後の打者となったトラウトとの勝負。こんな出来すぎたストーリーが他にあるだろうか。
フルカウントで迎えた大谷翔平の最後の投球。えぐい角度でボールは曲がり、トラウトが全力で振ったバットは空を切った。

その瞬間、僕はごく自然に、息をするように自然に叫んだ。世界一だ。喜び、叫んだ。

だがこの空間で僕は一人「浮いて」いたのだ。
同じ空間を共有しているはずの人間は、不気味なほどに静かなのだ。
興奮の最中、『世界一だぞ?興奮せんのんか?嬉しくないんか?』と疑問が忙しく頭を駆け巡る。
居ても立っても居られなくなり、僕は同僚に聞いてみた。

「世界一で?嬉しくないん?興奮せんのん?」

「野球詳しくないし、ましてやスポーツ自体見んけん、感情の表し方が分からん」

僕はハッとした。と同時にスポーツの可能性と自分がいかにスポーツに救われているかを実感した。

スポーツに興味がない人はこの最高の瞬間を知らないらしい…

...

考えてみれば確かにそうだ。スポーツに関わっていると自然と感情の表現は豊かになり、その共有が上手になっていく。喜怒哀楽、感動、興奮。全ての感情をスポーツは引っ提げている。
人との繋がりを感じさせてくれるのもスポーツの良さだ。

だから僕はスポーツ観戦を勧めたい。もっと言うならばスタジアムに足を運んで欲しい。そこには相当量の熱量があって、その熱を一度感じると抜け出すことなど不可能に近い。

その熱は伝染し、周りに伝わる。
皆さんも一度は経験したことがあるはずだ。

『なんか楽しそうな人が近くにいると自分も楽しくなる』

そしてスタジアムには純粋で熱く、全力でスポーツを楽しむ人間が多くいる。それはサッカーでも野球でもバスケットでもバレーボールでも、いかなるスポーツでも例外はない。

少なくとも僕はサッカーの熱に日々救われ、何ものにも変え難い瞬間を経験する度に生きる活力と闘志を受け取っている。

スタジアムには感情を揺さぶる膨大なエネルギーがあり、その瞬間は唯一無二だ。

僕のこんな駄文を読み切るあなたなら、スタジアムに足を運べるだろう。
そこへいけば絶対に後悔はない。熱を宿して闘う選手たちからの感情を受け取って欲しい。
そして刺激的で色鮮やかな日々を過ごしてもらいたい。スポーツにはその力があるから。

スポーツは最高だ。
何度でも言おう。スポーツは最高だ。

2022ー23 プレミアリーグ 第23節 レスターvsトッテナム 備忘録記事

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レスター4-1トッテナム

得点者(TOT)
14' 30ロドリゴ ベンタンクール

得点者(LEI)
23' 24ナンパリス メンディ
25' 10ジェームズ マディソン
45+4' 14ケレチ イヘアナチョ
81' 7ハーヴィー バーンズ

両チームのフォーメーション

 

 

ハイライト

 前節、マンチェスターシティに勝利を収めたトッテナムはレスターのホーム、キング・パワー・スタジアムに乗り込んでの一戦となった。

 トッテナムは前節から3人のスタメン変更。シティ戦で退場処分を受けたロメロに代わりタンガンガ。負傷したロリスの代わりにフォースター。そして、この冬に加入したペドロ・ポロが初スタメンを飾った。

 対するレスターは前節のヴィラ戦から1人のスタメン変更。ティーレマンスではなく、メンディがスタメン出場となった。また、この冬に獲得したサウター、クリスチャンセン、テテは2試合連続のスタメンとなっている。

 まず最初にチャンスを作ったのはアウェイのトッテナム。高い位置からのハイプレスでボールを奪ってからゴール前でチャンスを作ると、最後はベンタンクールのシュートを放っている。

 前節の勢いそのままという感じであったが、試合は徐々にレスターのペースに引き込まれる。この試合のレスターは5-4-1のブロックを組んで守るシーンが多め。トッテナムの保持が3-2-5であることから、全体的に噛合う形である。

 5バックっぽく守るかどうかは、ポロのポジション取りに合わせるバーンズの匙加減で決まる。そのためレスターの左SBと2CBがトッテナムの1トップ2シャドーを対応をすることになる。

 この、トッテナムの1トップ2シャドーを監視したクリスチャンセン、ファエス、サウターはとても対人が強いためトッテナムが前線で時間を作れるシーンが少なかった。

 特にクリスチャンセンの加入はレスターにとって大きいはず。これまで左SBを務めていたルーク・トーマスよりも対人が強いし、彼と同じように前へ出て行く推進力を持っている。このクリスチャンセンの活躍によって、クルゼフスキを封じ込めていた。

 一方でレスターの攻撃に対しトッテナムは後手に回ることが多め。レスターは保持の際にメンディをアンカーに添えて、マディソンとデューズバリー=ホールをIHにした2-3-2-3の保持を試みていた。

 そんな中で同サイドでのユニットによる旋回がとても良かったように感じる。SBーIHーWGがレーンを入れ替えながらボールを回す形で突破を狙っていたし、トッテナムのWBが釣れた裏を何度も狙っていた。

 また厄介だったのはメンディの存在。ボールサイドに流れることで+1を生み出し、詰まった時の逃げ道として躍動をしていた。トッテナムとしては、メンディを捕まえに行けば、IHがフリーなってしまうためHVが出て行って対応する形を取っていた。

 そこで割を食ったのは、この日プレミアデビューとなったポロである。お世辞にも守備が上手い選手では無いため、対面するバーンズに突破を許すことが多かった。また、カバーに来るはずのタンガンガがハーフスペースでウロつくマディソンに着いて行くため、剥がされた後のカバーが居ないシーンが多々見られた。

 正直これに関してはこういう守備の約束事になっているため、タンガンガがロメロでも大外を経由されたらあまり変わらないと感じた。

 それでも先制点を奪ったのはアウェイのトッテナム。コーナーキックからクリスチャンセンのクリアボールの先にいたベンタンクールが押し込みゴールが生まれた。

 それでも直ぐにレスターも追いつく。CHの間で浮いていたマディソンのターンから運んだ先でコーナーキックを獲得すると、クリアボールに走り込んだメンディが強烈なシュートを決めてネットを揺らす。

 更にその2分後。デイビスの楔を受けようとしたケインに対しファエスがボールカット。そのボールが前線に立つイヘアナチョに渡ると、最後はフリーになっていたマディソンがネットを揺らして逆転となる。

 ダイアーの立ち位置によってイヘアナチョが中央でフリーになってしまったこの場面。真ん中だけが高いと一番ゴールに近い場所でオフサイドが取れない。つまり、守備面において絶対にやってはいけないことが起ってしまった。

 一気に逆転を許したトッテナムは苦しい時間帯が続く。理由は上記で書いた部分が続いていたからだ。レスターのDFラインに対してトッテナムの前線が収められないし、非保持も相手を捕まえることが出来無かった。

 そんな中でも右サイドのポロの抜けだしからチャンスを作ったり、ケインが背負えればペリシッチを活かせるなど、起点を作れればなんとか攻められるという感じであった。

 しかし、前半アディショナルタイム。サウターのクリアボールに抜け出したイヘアナチョにゴール前への侵入を許すと、寄せないダイアーを嘲笑うかのようなシュートを決めて3点目を献上してしまう。

 前半の最後に大きな失点を許したトッテナム。後半への対応として前からプレッシングをかけてボールを奪いに行くような入りを見せる。しかし、60分。そのメンディに対して高い位置まで捕まえに行ったベンタンクールが負傷。左膝の前十字靱帯断裂となり、今季絶望となってしまった。

 攻守に渡っての舵取り役が居なくなったトッテナムに対しレスターは攻撃の手を緩めない。70分にはメンディに代わって入ったばかりのエンディディのボール奪取からショートカウンターを発動し、最後はバーンズがネットを揺らすがVARの介入によりオフサイドと判定されノーゴール。

 トッテナムも前線のメンバーを入れ替えフォーメーションを4-2-3-1にするが、前半の最後に喫した3失点目が重くのしかかった。

 すると迎えた81分に下がったデューズバリー=ホールがサールを動かされ、バイタルで受けたマディソンのターンからゴール前に侵入されると、最後はバーンズに決められて4失点目。

 試合はこのまま終了。トッテナムは最後までレスターの術中にハマってしまし、不安を残したままサン・シーロでのミランとのCLベスト16に臨むこととなった。

雑感

 後ろで貯金を作れない以上こういう展開になるし、ハイプレスが定まらない以上はこういう守備になってしまうなという試合だった。

 レスターのトッテナムのウィークポイントを突いた策も敵ながら素晴らしかったと思う。ケインがプレスバックに来ないことを理解しつつ、メンディを逃げ道として置いたり、対人の強い選手を並べてケイン、ソン、クルゼフスキを抑えこむなど、しっかり研究してきたなという印象である。

 一方でトッテナムにとっては不安なのは怪我人が増えていること。ロリス、ビスマの怪我に続いてベンタンクールがシーズンアウトなのは痛手すぎる。冬の移籍市場も終わったため、ビスマが戻って来るまではホイビュア、スキップ、サールで回すしかない。

 また、ポロにとっても苦いデビューとなってしまった。守備の整備をしないと、この試合の二の舞に成りかねないので、ポロのサポートはしっかり用意した方が良さそうだ。攻撃面に改善は期待出来るが、守備面へ不安すぎるためトレードオフの関係になってしまっている。この収支マイナスをどうにかして埋めたいところだ。

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(編集者:川崎人)

 

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2022ー23 プレミアリーグ 第22節 トッテナムvsマンチェスターシティ マッチレビュー~これを平均に!~

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トッテナム1-0マンチェスターシティ

得点者(TOT)
15' 10ハリー ケイン

得点者(MCI)
なし

両チームのフォーメーション

 

 

前書き

 現在公式戦2連勝中のトッテナムは、ホームにマンチェスターシティを迎えての一戦となった。

 前回対戦は3週間前に行われ、その際は前半にトッテナムが2点を先行するも、後半シティに4点を決められ逆転負けを喫している。

 今節は上位陣が相次いで勝ち点を取りこぼしており、CL圏内進出のためには負けられない試合である。

 そんなトッテナムは前節のフラム戦と同じ11人を起用。この冬にビジャレアルから加入したダンジュマと、スポルディングが獲得したペドロ・ポロはベンチからのスタートとなった。

 対するシティは前節から4人スタメン変更。ウォーカーが右SBに入り、リコ・ルイスが左SBで起用された。CBはストーンズに代わりアケ。IHにはアルバレスが入った。

蓋→下げさす→押し上げ

 前回シティと対戦した際は、右SBのリコ・ルイスが内側に入り3-2-5のような陣形を作っていた。それに対しトッテナムは、前からプレスに行く傾向が強め。なるべく高い位置で奪いたい!という意図を感じたが、シティのプレス回避によって前進されるケースが多かった。

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 そんな中、この日のトッテナムは前から行くのではなく、早々に撤退して自陣に5-4-1のブロックを形成していた。まずは、自陣にスリーラインを作ってコンパクトに守る入りである。

 自陣で敷いたブロックでボールを引っかけ、そこからロングカウンターで押し込もうとするシーンが序盤から目立つ。1分のソンの加速や、3分のエメルソンが右サイドを駆け上がったシーンなど見ても、まずは守りから入り、奪ったらカウンターで前に出て行く意思を感じた。

 それに対しシティは、ビルドアップでなかなか不思議なことをしていた。

 前回は3-2-5っぽい布陣にしつつ、ギュンドアンが自由に動くケースが多め。そこからトッテナムのCH裏で受けて前を向ければチャンスになるような感じである。そんなギュンドアンが行なっていた、前線と後ろを繋ぐリンクマン的な役割をこの試合ではベルナルドが行なっていた。

 ただ、ベルナルドは自由に動く訳では無く、基本的にはトッテナムのCHの裏に常駐。その代わり、ハーランドとアルバレスがトッテナムのHV前に立っていた。数字で表わすと、3-2-1-4的な感じである。

 確かに噛合わせで見れば、ベルナルドは浮くような形である。トッテナムのCHであるホイビュアとベンタンクールはロドリと絞って来るリコ・ルイスを監視するため、そこでライン間が開ければベルナルドは余裕を持って前を向けるはずだ。

 ただ、この日のトッテナムは最初に書いた用に撤退して守ることを優先。5-4-1のライン間は常にコンパクトな状態であった。

 トッテナムのCHも片方がボールホルダーに出て行き、片方がカバーをするチェーンの関係を行っていたため、中を閉めて守ることに成功。そのため、良い形でベルナルドにまでボールが入らない時間が続く。

 また、ダイアーも常にベルナルドに対して迎撃を狙っていたため、尚更自由にボールを持てる時間は少なかったはずだ。

 更にこの日トッテナムはが良かったのはサイドの守備である。特にペリシッチはマフレズに前を向かせないで守ることに成功。そこでサポートに来るウォーカーにバックパスをしたら、今度はソンがウォーカーの前に立って蓋をしていた。

 出し所が無いウォーカーが更にバックパスをすれば、全体がプッシュアップして今度は人を捕まえる形に変更。エデルソンが持った際は、マンツーマンディフェンスで、出し所を消すことが出来ていた。このマンツーマンと撤退の割り切りが非常に良かった。

 前半の序盤から

  • ①ブロックを組む

  • ②サイドで蓋

  • ③バックパスをスイッチにして押し上げて人を捕まえる

 という流れを徹底して出来ていたトッテナム。その流れから15分に先制点が生まれる。前回対戦のクルゼフスキのゴールのように、高い位置からのプレッシャーでホイビュアがボールを奪い、最後はケインがネットを揺らした。

 ケインはこれでジミー・グリーヴスが持つクラブ歴代最多得点を更新。更に、プレミアリーグ通算200ゴールというメモリアル弾になった。

シティが抱えた悩み所

 ホームで幸先良く先制点を奪ったトッテナム。この日は押し込まれた後の守備も非常に良かったように感じる。

 相手のWGへとボールを進められた際は、WBとシャドーがダブルチームを組んで対応をする。シティはWGが単騎で進められない場合は、サポートに来るリコ・ルイスやロドリにバックパスする頻度が多め。これは前回対戦もそうだった。

 この日のトッテナムは、シティのバックパスによるやり直しを入念に狙っていた。WGからのサポートに来る選手へのバックパスに対して、ホイビュアやベンタンクールが素早い出足を見せてボールカットするなど、二次攻撃を未然に防ぐことに成功。これにより、ワンタッチでのアーリークロスを封殺することが出来た。

 一方でこの日のシティが何を狙っていたのかはかなり不透明だったように感じる。恐らく、トッテナムのライン間が大きく開くを予測しての配置だと思うが、何度も書いているようにトッテナム側が常にコンパクトに守っている。そのためスペースは空かない。

 18分にベルナルドがCHの裏で受けてから加速し、シュートまで行くシーンがあったが、恐らくああいう形を沢山作りたかったのだろう。そうで無いとベルナルドをわざわざあそこで立たせてる意味が無い。

 しかし、ただ自分たちでボールを動かしても中々スペースは生まれない。そこがシティにとってのこの試合での悩み所だったはずだ。

 それならば自分たち主導でライン間を開かせる作業をすべきだったと筆者は思う。例えば、両WGが背後を狙って深さを作る動きは欲しかったであろう。

 この試合で言えばグリーリッシュもマフレズも下がって受けることが多かった。これだとトッテナムのDFラインはコンパクトさを維持する上では困らない。何故なら普通に着いて行き前を向かさなければ良いからだ。

 また、HVをピン留めしてるアルバレスやハーランドの裏抜けも少なかったのは気になる。2人とも比較的下がって受けることが多く。深さを生み出す作業よりも、手前に引き出すプレーを多く行っていた。

 その狙いとしては、HV裏をもう片方の選手が流れて攻略したかったのだろう。何度かアルバレスが下がって受けることで、デイビスを引き連れることは出来ていた。そこから左→右へのダイアゴナルの動きをハーランドが狙う場面は見られた。ただ頻度は多くないため、ゴールに迫る回数は少なめという感じである。

 そういった意味では、36分のシーンは理想的だったかもしれない。ハーランドも動き出していたし、そこにベルナルドからのスルーパスが出ていれば決定機だっただろう。

 しかし、ベルナルドが前を向いた瞬間にデイビスに潰されている。トッテナム目線で言えば、デイビスのファインプレーに救われた。

 徐々にボールホルダーが出し所に迷い始めるとトッテナムの選手がボール奪取を狙う。この試合ホイビュアが対面するリコ・ルイスやロドリから容赦なくボールを狩り取ろうとするシーンが目立っていた。毎回この位戦って欲しい。

 シティが攻めあぐねている間に試合の流れはトッテナムに傾く。この日はボール保持も直近の試合に比べれば良かったと思った。特に、エメルソンの背後へのランニングはかなり効いていたように感じる。

 シティは序盤4-1-4-1気味で守っていたが、途中から4-4-2へ変更。高い位置を保つWBを気にしての変更だと思うが、2列目のサイドの選手が行方不明になる場面が多かったため、トッテナムはサイドを経由しながら前進に成功していた。

 チャンスの数を見てもトッテナムの方がシティを圧倒。主導権を握り続けたまま前半を1-0で折り返した。

オープン合戦で時間を溶かす

 後半の頭も前半の終盤と同じようにトッテナムが主導権を握りながら試合を進めた。前半の終盤と同様にサイドを起点としながら押し込む回数を増やしていく。

 対するシティも50分に差し掛かるあたりからトッテナム陣内へと押し進める。ここで頑張っていたのは左のグリーリッシュである。

 この日のシティの右サイドは上記で書いたようにマフレズが前を向けないため、機能不全に陥っていることから左サイドが頼みの綱であった。

 ただ、ここに対してエメルソンが良い対応を見せる。時よりファウルで止めたりもしていたが、グリーリッシュに大きな仕事をさせなかった。

 シティは中盤の活性化を図るべく、デ ブライネを投入。ベルナルドがやっていたタスクを引き継いだ。しかしベルナルドと同様にスペースを与えて貰えず、思うようにボールを引き出せない時間帯が多かったように感じる。

 トッテナムは奪ってからカウンターアタックを徹底。前回対戦は受けに回る機会が多く、そこから立て続けに失点を喫したが、この日はアグレッシブに攻撃を続けていた。

 このオープン合戦によって、トッテナムは攻撃の試行回数を増やすことに成功。対するシティは、ピッチの上下動を余儀なくされたし、常にボールを握っての攻撃機会は減って行った。

 ここで、チャンスを作りつつ後半の半ばをやり過ごせていたのは非常に大きかった。1点が欲しいシティにとっては、攻撃している時間から一気にピンチを招いてしまっていたため、シンドイ時間帯になっていたはずだ。

 また、この日のトッテナムは交代策も抜かり無かった。サイドでカードを貰ったペリシッチに代わりセセニョンを投入するなど、運動量が必要となるWBのところに控え選手を投入して強度を保ち続けていた。

 84分にはソンを下げてビスマを投入。5-3-2へシフトし完全に守りに出る形を取った。このまま試合をクローズ出来るかと思われた87分。グリーリッシュの突破を止めたロメロがこの日2枚目のイエローカードで退場。一気に数的不利になってしまう。

 その直後にクルゼフスキを下げてサンチェスを投入。5-3-1にしてシティの攻撃を跳ね返して時間を溶かしていく。

 終盤に何度も押し込まれ危ない場面を作られるが、GKロリスを中心にシャットアウト。途中から入ったセセニョンが陣地回復の役割を担うなど、交代選手が時計の針を上手く進めてくれたのも大きかった。

 試合はこのまま終了。トッテナムが3週間前のリベンジをホームで達成。CL圏内進出に向けた大きな勝ち点3を手に入れた。

雑感

 試合は1-0で勝利。会心の勝利だったように感じるし、今季のベストバウト級のゲームだったと思える。

 前半から無理なハイプレスでは無く、撤退することを優先しシティにスペースを与えなかったことが大きかった。そこから下げさせて、人を捕まえるまでの流れは見事だったと思う。あのプッシュアップが出来るなら毎試合やって欲しいところだ。

 また、アタッキングサードまで進められてもダブルチームを組んで、サポートへのやり直しを狙う形もお見事。相手を分析してこの試合に臨んだことが伝わる一戦であった。

 これでビッグ6相手に今季初勝利。凄く長かった。ただ、この結果に満足するのでは無く、これを平均まで押し上げて欲しいところ。そうすれば、何となく続く停滞感から脱出するための足がかりとなるはずだ。

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(編集者:川崎人)

 

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