人は楽しそうなところに集まる。サッカーに興味無い友達がサッカー観戦にハマった話。

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「サッカーむずい」
「何が起きとるかわからん」

 

うん、そうなんよ。初めてサッカーに触れる人たちはこんなふうに思うんよね。そんで大体がこの二言で突き放される…
サッカー好きな人たちなら一度は経験したことあると思うんじゃ、これ。

 

でも聞いてくれ。俺は今季、サッカーに興味のない友達を4人もサッカーにハメてみせた。どや、凄いだろ?
いや、ハメてみせた!ってのはおこがましいな。
サッカーの魅力、現地観戦の魅力を最大限に伝えることができたけ、サッカーにハマったんだと思う。
俺らが魅了されとるものを伝え切れば、そりゃハマると思うんよ。これはもう必然。サッカーすごい。

 

今回はサッカーに興味がない友達を俺がどうやってエスコートしたかを振り返ってみたけん、シェアしてみようと思う。
まぁエスコートしたと言うより、ただサッカーを全力で楽しんだだけなんじゃけどね。
そんで仲良い友達がサッカーにハマったら嬉しいじゃろ?

人は楽しそうなところに集まる

はい、これは真理。この世の理。心のノートにメモっとけ。

「サッカーにおいて」だけじゃなくて、「人生において」ほんまに大切なこと。
いっつも楽しそうな人の周りには人が集まっとるじゃろ?
そういうことよ、きっと。

 

ということでね、まずスタジアムに向かう上で至極当然のことなんじゃけど「心の底から楽しむ気持ち」を忘れたらいけん。まぁサッカーを知っとるみんななら、忘れることなんかないと思うけど。
それで楽しむ気持ちを心の底にしまったままじゃいけん。
楽しい!って気持ちを全力で表現する。
俺はこれが自然とできとるんだと思う。スタジアムまでの道中、「まーじで楽しみ!」ってめちゃくちゃ言っとるらしい。
わかった、しつこいけん!って笑いながら何回も言われた。仕方ないじゃんね、楽しみなんじゃもん。

 

まずはこの楽しいって気持ちをシェアする。一緒に行く友達も「楽しいんかな?」って不安と「きっと楽しいじゃろうな!」って期待を込めてスタジアムに向かっとるんじゃけん、期待を膨らませてもらおうや。
スタジアムには、そしてサッカーにはその期待を超えるものがあるんじゃけんさ!

 

「どこで見るか」はやっぱ大切

そんで次に大切なのはやっぱり「どこで見る」かじゃね。俺は4人(友達夫婦、元ギター部、元野球部)の友達とはそれぞれSS指定、バックゾーンで見たよ。
サポーターズシートで飛び跳ねるのはやっぱ初心者にとって敷居が高いというか、応援歌も分からんのにそこにぶち込まれるのはキツいと思う。いや、確実にキツいわ。俺がそうだったら嫌じゃもん、蚊帳の外で楽しくない。

 

てことで、エディスタに友達を連れて行く時はバックゾーンかバック指定をオススメする。
全体を俯瞰できて「テレビでよく見る」視野で観戦できるけん、観戦に入りやすいと思うし!
そんでもってテレビよりも近いけん良いよね!

 

でね、やっぱり近ければ近いほど選手との繋がり、プレーの熱量を感じれる。
これを感じた時にスタジアムと繋がっとる!っていうのを肌で感じて知れる。ここもスタジアムの魅力だよな、間違いなく。

 

てことでチケットは横から全体が見えて近いところを押さえた方が良いと思う!

 

難しいスタジアムまでの道中

ここも大切だと思うんよね。そんで難しいんよね。
俺は他愛のない普段の会話をしとったし。自分からはサッカーの話しはせんかな。
するとしても「なんか今日サポーター多いかも!?」ぐらい。少なそうな時は触れん。
そんで友達から質問された事に対して情報をちょびっと付け加えて返すぐらい。

 

俺がこの前したのはね、
「のぶやの好きな選手誰なん?今着とる11番の人?」

 

「そうそう!満田誠!マコ!」

 

「へー、まぁ当然知らんけどね笑」

 

「じゃろうね。んでね、マコはね、くっそ走って頑張るんよ!そこがね、なんか心打たれるんよ、とりあえず凄い!」

 

なんかもうこんな感じよ。笑
難しい事なんかいらんし、やねこいこともいらん。
走るとか、頑張るとか、キック力凄いとか、ドリブルが上手いとか。
初心者でも言われて分かることを伝えれば良いと思う。より簡単に簡潔に。

 

そんであとは今週のワンピース熱かったね!とかそんな話をすればええ。

 

俺は1時間前にスタジアムに着く!

ここはほんまに感覚。でも早過ぎる事だけは俺は避けたいかな。俺らは楽しみ方をめちゃくちゃ知っとるし、それをいきなり紹介するのは俺はできんかな。俺のプレゼンする力が無いだけなんじゃけどね…

 

じゃけん俺はすぐにスタジアムの中に入って、ちょっこっと食いもん買って、酒買って、席に着く!そんで入る時に貰える冊子を一緒に読む!
なんでか知らんけど、俺の友達たちは六角形のパラメーターのやつがめちゃくちゃ好きだった。
あと出身地ね!やっぱここは大切らしい笑

 

言葉はいらん。全力で楽しめ。

試合が始まりゃあ言葉は必要ない。感情を剥き出しにして、ありのままを見て感じてもらう。
んでよ。こっからが俺らの腕の見せどころ。
チャンスになりそうとか、ピンチかもしれんとか、そういう時に「行け!行け!チャンス!チャンス!」とか「あっち空いとる!」とか、とりあえず1プレー1プレーに感情を乗っける。
感覚で分かるじゃろ?チャンスとかピンチとか。
そこを全力で表現する。


俺らが特に全力で声を張り上げる時ってさ、チャンスな時でゴールの匂いがする時であり、ピンチで絶対に乗り切って欲しい時だと思うんよ。

一緒に来とる友達からすると「こういう時がチャンスとかピンチなんか!」って感覚で分かるし、感情を剥き出しにしとるけん、そりゃ気になる。じゃけんより集中してサッカー見るよね。
そんでその瞬間の喜怒哀楽を少なからず受け取るけん、自然とサッカーの熱に当てられるんだと思う。

 

これが「人は楽しそうなところに集まる」って事だと思う。ましてや隣に全力で楽しんで一瞬一瞬に感情を乗っけとる奴がおると、そりゃ楽しいさ。

 

時に悔しいこともあるけど、俺は全力で楽しんで感情を剥き出しにする事が好きだし、スタジアム、いや、サッカーにはそうさせるだけのエネルギーがある。

 

友達と全力で楽しんで、サッカーにハマってもらおうぜ!