【メッシの物語の完結①:アルゼンチンの攻撃編】カタールW杯決勝 アルゼンチン×フランス

(今回の記事はアルゼンチンの攻撃編です)

俺「こんな出来すぎたストーリーある!?泣いたわ、まじで!」

友「ほんまにそれ、出来すぎな!後世に語り継がれる決勝だわ!」

俺「神が生まれた瞬間だったし、フランスの最後の敵感もえぐかったし、なんかもう興奮し過ぎてメッシおめでとう!しか出てこんわ笑」

友「そうなんよ、メッシおめでとうなんよ!にしても2−0から追いつかれて、3−3になるとは思わなんだ。」

俺「ほんまそれな。アルゼンチンがフランス攻略の答えを出した感じはあったな」

友「お?聞かせてくれや」

俺「いいで、俺の見解は他の国も使っとったエンバペ背後とディマリアの使い方が大きく関係しとると思っとる。これがあったけ、ここから広がってく展開が多くあった。守備もよかった!」

友「よし。聞く準備できたで、ばっちこい」

俺「おけ、じゃあ順序立ててこの試合を振り返っていこうぜ」

 

最大限メッシを生かす攻撃とは?

友「うし。どっから話していくん?」

俺「アルゼンチンの攻撃から話していこう!アルゼンチンはやっぱ神の子から神になったメッシがおるけん、メッシを最大限生かしていく攻撃を組み立てとった」

友「やっぱそうなるよな。サウジ戦から考えたら、ビビるほど良くなったよな。見違えるチームになった」

俺「そうなんよ。じゃあどうやってメッシを生かしたかを話してくわ」

友「おう、頼むで」

俺「アルゼンチンはこの試合、4−3−3で臨んだ。これはさっきも言ったけど、ディマリアの幅とエンバペの背後を使うことを考慮しとったんだと思う」

友「ほう。詳しく」

俺「じゃあこの図を見てみ」

俺「アルゼンチンはエンバペの背後を使うために工夫をしとった印象なんよね。これがフランスを動かすことになっとったし、メッシを最大限に生かせる状況になっとった。じゃけん、上の図みたいにメッシが1つ内側に入る。そんでアルバレス。彼がアルゼンチン復活のキーマンよな。アルバレスがCBと駆け引きをするけん、その場所に止めることができとった。そんでこの試合のポイントのディマリアの幅。これが最前線の基本立ち位置だった印象」

友「ほうほう。じゃあビルドアップの土台はどうなっとったん?」

俺「おけ、これにも触れていこう。じゃあこの図をどうぞ」

俺「土台は4枚が基本。この時にデパウルが土台に入ることが多くなっとって、マカリスターが前に出るように設定されとった印象かな」

友「なんでマカリスターが前に出るん?」

俺「これはマカリスターが前に出てチュアメニの脇を取ることでチュアメニの意識をマカリスター側に寄せることが目的だったと思う。当然、ディマリアのサポートもあったと思うけど」

友「なるほど。これすればメッシをより解放できそうじゃな」

俺「そう!チュアメニがメッシと逆方向にいくけん、メッシが解放されやすくなる。そんでまた話すけど、マカリスターが背後を取る役割も担っとるんよ」

友「なるほどね、じゃあ順序立てて頼むわ。そんでよ、これだったらエンバペ背後を使う人がおらんくね?メッシが内側入っとるし、デパウルはラビオに捕まっとるし」

俺「そうなんじゃけど、その背後はSBのモリーナの縦移動とデパウルの横移動で使う感じが多かった印象かな」

友「なるほどね、もちろんエンバペ背後を使う規律はあるじゃろ?」

俺「それは当然あった!まずはモリーナが使うパターンから話していくわ」

友「おう、頼む」

俺「じゃあ分かりやすくこの図を見てくれ」

俺「エンバペ背後を縦移動でモリーナが使うときは当然デパウルが縦パスを引き取って外に展開。これでエンバペ背後を使う。このパターンはメッシが降りてきて外側を使う時もあった。ここはモリーナがメッシを見て動きを決めとった印象かな」

友「なるほど、メッシが降りるパターンもあったんか」

俺「そう。これがねメッシ解放にも繋がったんよ」

友「なんで?」

俺「メッシに対しては基本的にテオがマンツーの役割だったんじゃけど、なんせメッシが降りるけんテオとの距離ができてフリーになることができるんよ。そんでメッシがボールを失わんけ、モリーナが前に出て行けるようになっとった」

友「そういうことか。これがエンバペ背後の使い方1とメッシの関係ね」

俺「おう、じゃあデパウルが横移動で外を使うパターンを話してくわ。この図を見てくれ」

友「なるほど、このパターンはあれか。モリーナが手前におるパターンか」

俺「そう!これでデパウルが横に流れてサイドを取るパターンじゃね」

友「この横移動は何がよかったん?」

俺「当然あるで。これはラビオがついてくるか否かで展開が変わってくる」

友「やっぱサッカーは相手ありきじゃもんね」

俺「そう。じゃけんラビオがデパウルについて行かん場合はそのままデパウルが引き取ってボールを持ち出していく感じ。これでテオが出てくることが多くなるけん、内側のメッシがボールを引き取れる」

友「なるほど、あくまでメッシか。まあそりゃそうか笑」

俺「そりゃね、メッシじゃもん笑」

友「よな、じゃあラビオがついて行った場合はどうなるん?」

俺「これはね、ラビオが外に出ていくけ中央の門が開く」

友「ほうほう。そんでここでマカリスターがチュアメニの意識を引いとるのが生きてくるわけか」

俺「いいね!これで広がった門の先にメッシがおるんよ、ライン間で引き取るのもうめえんよ、メッシ」

友「マジで神やな」

俺「神やね。そんでその神を支えたのがアルバレス!」

友「アルバレス偉い、駆け引きでCBを止めてくれるやつな!」

俺「それ!止めてくれるけん、アルバレスを捨ててメッシに対応行きにくいんよね。やっぱ一番怖いのは一発背後じゃし。んでその動きがめちゃんこ上手なんよ、リアルティアるし、抜け出してからのコース取りも上手い!」

友「じゃけんアルバレスがメッシの相棒に選ばれたんか。メッシに憧れたアルバレスがその憧れと一緒にプレーしとるのが熱すぎるわ!」

俺「ほんまな、サッカーってすごいわ、なんでも起こり得るね!」

友「な!そんでビルドアップからの起点の作り方とメッシの解放までなんかサラッと進めてくれとんじゃけど、そのメッシの起点からどうやって崩しを持っていったん?」

俺「これは3つのパターンがあった印象」

友「3つね、教えて」

俺「1つ目はメッシに集まるDFを利用してのアルバレス、もしくはモリーナの背後。2つ目がディマリアへのサイドチェンジ。3つ目が言わずもがなメッシのドリブル。でも3つ目はあんま見られんかったけど」

友「なるほどね、ここでディマリアの左WG起用が関係してくるわけか」

俺「おう。じゃあそれを話していくぜ。この図を見てくれ」

俺「メッシがボールを持ったらやっぱり人が集まってくるんよ。じゃけん、フランスの守備陣形がメッシ側による感じになる」

友「待ってくれ、今はフランスの守備の陣形が寄る理由を喋っとんよね?」

俺「そうそう、すまん笑」

友「おい、ちゃんと言えし!まあいいや、進めてくれ笑」

俺「おっけ、まあフランスの守備陣形がよる理由は理解した?メッシによる影響が大きすぎるけど笑」

友「理解した!」

俺「じゃあここからが崩しに入っていく方法を話してくね」

俺「まず上の図でいくと、水色のエリアがきっとメッシが見えとる場所。ここの視野の広さもバケモンで、その能力を生かすためにメッシが右におったんだと思うんよね」

友「なんで右おったら視野の確保がしやすいん?」

俺「これはメッシが左利きじゃけん、体を開いて持てる状況下になれる。じゃけ視野の確保が可能になっとる」

友「なるほどね!逆足WGのメリットの1つか」

俺「そう。んでここでメッシが持ったら大体テオが出てくるけ、そこをアルバレスが必ずランニング。この時にウパメカノの前を通ることでウパメカノを引きつれることがポイントになるかな」

友「なんでそれが必要?」

俺「引きつれることでよりボールサイドに人を集めれるのと、ヴァランも動かさるけマカリスターも背後にランニングしてチャンスを得れるって感じ」

友「そういうことね!じゃけんマカリスターが背後を取る場面が多くなっとったんじゃね!」

俺「そうそう、もちろん背後に出せればそれでいいんじゃけど、寄せとる分、人が集まって崩しは難しくなる」

友「ここでディマリア大天使のお出ましか」

俺「それ、大天使が質で圧倒しとった」

友「ディマリアがWGに専念したらあんだけのパフォーマンスじゃもんな、恐ろしいわ」

俺「ほんまな、そんでそこに届けるためにメッシがおって、体開けとるけん利き足でサイドチェンジができるのでかい」

友「メッシのサイドチェンジが多かったもんな」

俺「ね、多かった印象じゃね!これで一気に保持できるようになったし、フランスを押し込むことができただと思う」

友「いやあ、じゃけん大天使が交代してから攻撃が苦しくなった感があったんじゃね」

俺「俺もそんな感じだと思っとるんよ。早いこと3点目決まっとったら90分で終わっとったと思ったわ」

友「攻撃でも盛り盛りやな、しかもアルゼンチンの攻撃だけで笑」

俺「そうなんよ、じゃけんパートに分けるわ!」

友「それがええ、ここまで疲れるて、、、笑」

俺「ということで、次はアルゼンチンの守備についてを話すね!」

友「おう、よろしく!」

俺「そんじゃまた!」

友「じゃあまた!」

俺「あ!YouTubeもしとるけん、チャンネル登録と拡散もよろしくね!!!」

友「しゃーなしで、登録はポチってするだけじゃもんな!拡散はたいぎいけ多分せん笑」

俺「おい、してくれよ!みんなもチャンネル登録よろしくお願いします!」

www.youtube.com

俺「ではまた次の記事で!!!」