皆さん、どうも。最高の週末をもっと最高のものにするために、僕は今日もサンフレの試合のプレビューをしていきます。
どんな試合展開になりそうか、こんな感じで戦ったら上手く行くんじゃね?ってことを考えてみたので、ぜひ最後まで目を通して見てください!そして一緒に最高の週末を過ごしましょう!
【参考にさせて頂いたサイト】
・Football LAB
【使わせて頂いているアプリ】
・TACTICALista
予想フォーメーション
ここまでの今季の成績
対戦戦績
最も安全な選択に見せるために
まずはここから考えていこうと思います。サンフレは十中八九プレッシングをかけていくでしょう。アビスパのCBに制限をかけることで蹴らせて回収を考えると僕は思っています。
これはエスパルスも行っていたことで、CBからCFへのミドルパス、もしくはロングパスを蹴らせることで、準備して良い状態で対応することで跳ね返してアビスパの守備陣形が整う前に攻撃を完結させようという方法です。
当然、エスパルスとサンフレのプレッシングのかけ方は違ってきます。ではどのようにサンフレはプレスをかけていくかを考えていきます。
これは2つのパターンがあると僕は思っていてます。以下の図をご覧下さい。
まずはCHがバックラインに降りていくパターンです。アビスパの試合を全て見ている訳ではないので絶対とは言えませんが、アビスパは1stプレッシングプレーヤーに対して常に数的優位を作り出します。
そのパターンが2つあって、そのうちの1つがCHがバックラインに落ちる場合です。この場合は基本的に両SBを高い位置まで押し出すので、SHが内側に入ることが多いです。特に志知サイドのSHはかなり内側に入り、3列目のヘルプも行うことがあります。
これに対してサンフレは上記の図のようにプレスを行うと思います。2トップでアンカーの振る舞いをするCHを消しながらCBにプレスをかけていきます。この時にしっかりと森島と満田が内側に入るSHと中央に残るCHをしっかりと捕まえることで近くの選択肢を消していきます。もちろん、SBにはWBを当てることで外側の選択肢を消します。
これでCFへのロングパスが「最も安全な選択」に仕向けます。これでCFへのロングパスを蹴らせて佐々木、塩谷、荒木の強さを生かして回収を試みます。
もちろん、リスクの高い近くのパスを選択した場合はしっかりと潰し切ることでボールを回収することが可能でしょう。
これがCHが下がってビルドアップを行うときのサンフレのプレスの振る舞いになるのではないでしょうか。
ではもう1つのアビスパのビルドアップのパターンの振る舞いについても考えていきましょう。
以下の図をご覧下さい。
もう1つのパターンはSB前嶋が3CBの立ち振る舞いをするパターンです。この場合は中央に前と中村が残ることになるので、ここにはIHの森島と満田が彼らを捕まえることになりそうです。ですがこうなると考えなければならないのが内側に入ってくるSHです。ここには北島か田邊が入ってくると思いますが、より厄介だなと感じるのは田邊です。彼のポジショニングとマーカーとの離れ方がかなり上手なので、距離を作らて動かされそうです。実際にエスパルス戦ではこの形にしてからのボールの動かし方と田邊が入ってきてからの前進から崩しのフェーズの移行がかなりスムーズになった印象です。
だからこそ、上の図のように外側のCBに対して制限をかけていき、さらに見えるところを手前に閉じ込めていきたいです。そこで重要になるのが森島の守備の立ち位置でしょう。彼がCHにも対応でき、なおかつ内側に立つSHをぼかせる立ち位置を取れれば閉じ込めることは容易だと思います。(これがめちゃくちゃ難しいんですけどね…笑)
ここの難しい立ち位置によるリスクを軽減するために、野津田のポジショニングも重要になると思います。中央を捨ててSHまで寄ってくるタイミングを上手く図ることができれば、下のパスでの前進をほぼ抑え込むことができそうです。
さらに下のパスを抑えることができれば、ボールホルダーの選択肢を削りながら場所を狭めることができるので、再びCFへのロングパスを選択させることが可能になります。
これでパターン①と同様に弾き返すことでボールを回収してきます。もっと詳細に言うと以下のようになります。
エスパルスも行ったように、前向きに弾き返すことが出来るので2ndボールをより前に作り出すことが可能になります。そこにサンフレも人を人を揃えることで、ボールを回収し、さらにアビスパの4−4のブロックが整う前に攻撃を完結させることができそうです。
この試合の1つのポイントとして、CB、もっと言うと最終ラインに入る選手たちにいかにして制限をかけれるか、そしてファンマやルキアン、山岸などのCFに対して佐々木、荒木、塩谷がどのぐらい優位に立てるかが試合の流れを大きく変えそうです。
ここのバチバチのバトルに注目するのと同時に、そのバトルが起こり得る過程を見ていくとより一層この試合を楽しむことが出来るかもしれません!
4−4−2のブロックをどう崩そう?
次に考えていきたいのがサンフレの攻撃の局面です。ある程度ボールを保持することが出来ると僕は思っていますが、ファイナルサードどのように入っていくかが肝になってきそうです。
アビスパはかなりコンパクトで強固な4−4−2のブロックを作り出します。ですが、彼らのブロックにも弱点がありそうです。以下の図をご覧下さい。
基本的にアビスパはSHが外切りでCBに向かってくるはずです。その時に2トップが野津田を消すことを徹底しています。だから基本的にサンフレは3CBの誰か、特に真ん中の荒木がボールを保持することが多くなると思います。
これで外側のCBにボールを渡したときにアビスパの守備のスイッチが入りそうです。もちろん、構えることもあるかもしれませんが、その場合は佐々木もしくは塩谷が持ち運ぶことで、2ndラインの管理内に入ることでプレスを呼び込むことが出来るでしょう。
ではここからどのように前進ができそうかを考えてみます。
SHが外切りを行うので、SH–CFの門を簡単に通過することができます。その代わりに、門を通過した先ではIHに対してCHがしっかりと人を捕まえている状態になっていますが、浮いてくる選手が出てきます。それが野津田とWBです。野津田が2トップの管理外に出ていくことでIHからのレイオフのパスを引き取ることができそうですし、並行のWBに届けることができれば、SBを釣り出すことが出来るので、その背後にIHもしくはCFが抜け出すことでサイド奥を取っていけそうです。
案外、内側から1stプレスラインを超えることができそうですし、これを繰り返していけばアビスパのハイプレス、ミドルプレスを止めることもできるでしょう。さらにSHのプレスの掛け方が変われば、大外のWBでSBを簡単に釣り出すことが出来るので背後をとることも簡単になると思います。このようにしてサンフレは前進ができると僕は思っています。
さらに外側から前進してクロスまで持っていくことができれば、チャンスは生まれてきそうです。
なぜチャンスが生まれそうなのかを今から考えてみようと思います。
まずハイプレスもしくはミドルプレスを回避していくと、自ずと3CBで時間ができてきます。こうなるとサンフレは押し込むことができます。当然、CBが持ち出すと誰かを釣り出すことができます。これはほとんどの場合、SHになるでしょう。自陣での外切りは行わないので、外側のWBにパスを供給することで、SB vs WBの構図を作り出せます。エスパルスもそうでしたが、ここからIHがチャンネルランを行うことで、CHもしくはCBを動かすことが可能になります。
サンフレの場合はCBに対してはCFが影響を与えているので、マークを捨てるか、他の人に任せるかの難しい判断になります。僕の予想だと、ここのカバーはCHが行うと思っています。
このようにCHを動かすことができれば、サンフレが押し込み続けることができそうです。
以下の図をご覧下さい。
このようにサイド奥側からクロスを上げることができれば、最終ラインと2ndラインをかなり低い位置まで下げさせることが可能になります。こうなれば、弾き返されたとしても、2ndボールを回収することが簡単になりそうです。ここで野津田や佐々木、塩谷、クロスに入らなかったIHが2ndをしっかり回収することができれば、再び攻撃を仕掛けることが可能になります。セレッソ戦のように、野津田の理不尽ミドルも再び見れるかもしれません。
構えられると苦しむかもしれませんが、全体をプッシュアップすることができれば、押し込み続けれるのでチャンスの数は増えていくと思います。
対戦が楽しみ!
きっと至るところでバトルが繰り広げられる一戦になると思います。球際で負けなければ、攻撃も守備もお互いに上手くいくでしょう。そのバトルに入るまでの過程もしっかりと楽しめていけたらなと思います。
蓋を開けてみなければわからないことが沢山あるので、プレビューで妄想を広げていくことがとても楽しいですよ!ぜひみなさん、自分なりの展開予想を考えてみてはどうでしょうか?
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最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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ではまた次の記事もお楽しみに!