Jリーグ　清水エスパルス vs ヴィッセル神戸　注目ポイント

はじめに
清水エスパルス（4-2-3-1）
ヴィッセル神戸（4-4-1-1）
注目ポイント
まとめ
終わりに

はじめに

直近5試合で清水は５勝１敗１分。神戸は３勝２分。監督が変わり、両チーム確実に調子を上げている。前節清水は負けてしまったが今節はハイラインを引くヴィッセル神戸との試合。確実に相性は良いだろう。一方のヴィッセル神戸は名古屋との打ち合いを制して勝ちきっている。守備に少し不安を残すがそれでも勝ち切るだけの攻撃力があることを見せつけた。前節は打ち合いを演じた両チーム。このゲームも打ち合いになるのか。この試合の注目ポイントを紹介していこう。

清水エスパルス（4-2-3-1）

f:id:football-analyst:20190705133123j:plain

GK：西部

CB：二見　ファンソッコ

SB：エウシーニョ　松原

DMF：レナトアウグスト　竹内

SH：金子　西澤

ST：北川

CF：ドウグラス

ここまで劇的な試合を何度も演じてきた清水エスパルス。その劇的な試合、相性の良いチームは全てハイラインを引くチームだった。だからメンバーの変更もないだろう。そして今節のヴィッセル神戸戦。彼らもまたマリノス、名古屋と似てポゼッション重視のチームだ。しっかりマリノス、名古屋戦と同じ戦い方ができれば勝つことができるだろう。

ヴィッセル神戸（4-4-1-1）

f:id:football-analyst:20190705133717j:plain

GK：キム・スンギュ

CB：ダンクレー　宮

SB：西　初瀬

DMF：山口　イニエスタ

SH：小川　郷家

ST：ウェリントン

CF：ビジャ

もしかしたらGKの変更はあるかもしれない。2試合連続で初歩的なミスで失点している。いらない失点は防ぎたいだろう。また前節の古川に変わり、途中出場で結果を残した小川が先発に復帰するのではないだろうか。もう一つの懸念としてはイニエスタ。アウェイ戦に帯同することが少なく、果たしてここがどうなるのか。少しテンポは変わるがサンペールがいるので十分に代役は勤めれる。またGKが変わると、サンペールとイニエスタが一緒に出場可能だ。予想のつかない３列目。個人的には今のバランスを崩すことは得策と思えないのでいつも通りのメンバーと並びでエスパルス戦に臨むと予想する。

注目ポイント

神戸のハイプレスと清水のロングボール

この試合だけと言わず、どの試合も神戸のハイプレスに注目してもらいたい。ボールを中心にしっかり連動して追い込み、ボールを奪いカウンター。監督が変わり、この強度と連動性が生まれた。このハイプレスに対して清水はロングボールを使うだろう。ドウグラスをめがけて、またはSBの背後のスペースへボールを送り込むことが予想できる。だが神戸は高い位置からプレスをかけるので、清水は自陣深い位置からのボールになるので距離が出ないだろう。果たして清水はここに対してどのような準備をしてくるのかが注目だ。

神戸のSHの位置

監督が変わって確実にSHがキーマンになっている。彼らの走力が今の神戸を支えている。守備では中に絞り、イニエスタの守備タスクの軽減、カウンターでは真っ先に出て行く。さらにはハイプレスにも対応。SHの走力と戦術理解度の高さが、先程も述べたが確実に神戸を支えている。いつ、どのようにどこに戻るのか、またはいつ、どのタイミングで攻撃に出て行くのかにぜひ注目してもらいたい。

ウェリントンに対すり清水の守備

もう１人の神戸の重要なキーマン。彼へのハイボールで神戸は起点を作ることも多々ある。ここを潰すことで一つ攻撃の糸口を消すことができる。そして清水にはレナトアウグストという守備がうまい選手がいる。彼をどのように機能させるのかが清水にとっては重要なのではないだろうか。はたまた、いつも通り組織的な守備で対応するのか。前節はトーレスにやられてしまったが、ここをどうするのかも注目ポイントだろう。

ドウグラスvsダンクレー

このマッチアップは激しいものになるだろう。前節、ダンクレーはジョーにマンマーク気味の守備をしていた。今節もトップに絶対的なストライカーのドウグラスがいる。ジョーと比べればパワーはないが、確実にスピードがある。ここまで6試合連続ゴール中のドウグラス。激しいマッチアップと駆け引きを純粋に楽しめるだろう。