サッカー戦術分析ブログ〜 Sixth Sense〜

Jリーグ・プレミアリーグ・セリエAを中心に解説をしていきます。

日本 vs エルサルバドル 〜この試合の修正点。重要なSTのプレスの位置〜 

 

はじめに

昨日の引き続き、今回はこの試合の『修正点』に触れていこうと思う。ご存じの通り、この試合は内容、結果ともに及第点をつけれる試合だった。そんな中でもやはり修正すべきプレーはある。このトライアンドエラーを繰り返し、そして改善してしく。今の日本代表、森保ジャパンはこの『挑戦』と『改善』のバランスが絶妙に良いからとても期待が持てる。今回はその修正点、『STのプレス時のポジショニング』について自分なり気づいた所をまとめていこう。

 

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修正点

  • STの重要なポジショニング

これは前線からプレスをかける時のポジショニングの話だ。ではどのようにポジションが悪いのか。それはCFがプレスをかけた時に『早く前に入りすぎている』ことだ。

文字に起こしても理解し難いのでこれを見て欲しい。

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相手のGKからCBにボールが入り、CFがプレスのスイッチを入れた途端にSTはCHの位置まで出て行ってしまう。「これでいいじゃん、パスコースを限定できるから!」と思う方もいるかもしれない。これがもしも4バックならばこの方法でいいのだ。

3バックだとSBにボールが渡り、その背後のスペース、ライン間でボールを受けられてしまう。

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このようにSTがボールホルダーに目線を奪われることでCHはライン間に移動してボールを受ける動きをする。ここで仮にCHがプレスに行けば、DMFにボールを渡し、そこから新たな展開が起こせる。さらにWBのボールホルダーまでプレスに行くかどうかの迷いも生じてしまう。判断を間違えたり、カバーシャドウしきれず、SHにパスを出されると一気にピンチになる。

仮にWBがSHのカバーシャドウを行い、SBにプレスに行ったとしよう。そうするとこうなる。

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STと一緒にCHへのパスコースを消すと、DMFにパスを出されプレスを剥がされる。
STがDMFへのパスを切りながらプレスを行うと、CH⇨SHでライン突破されてしまう。

ではWBがCHへのパスコースを切りながらプレスに行くとどうなるか。

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STが確実にDMFへのパスコースをなくすが、SHへのパスコースがガラ空きで簡単にライン突破されてしまう。そしてそこのカバーをするためにCHが釣り出されると、CHへのパスでプレスを剥がされる。では「CHがプレスにいかなければ、、、」と思うが、これではCBと純粋な1v1になり、かなりのリスクを背負うことになる。今回はこのパターンが多かったが、富安の対人能力が高いため、ことなきを得ていた。もしもここで、スアレス、メッシ、コウチーニョネイマール、などなどのワールドクラスのプレーヤーにフリーでボールを持たれると、一気にピンチを招くだろう。

では次にWBがプレスに行かなかった状況を考えてみよう。

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単純にCFへのハイボール。これでSTをひっくり返し、弾かれてもセカンドボールを中盤のDMFと2CHで拾うというスタンスだ。だがこのチームはこの方法をあまり使わず、きっちりとボールを繋いでくるので日本としては助かった。例えば、ウルグアイと対戦した時にカバーニスアレスにこのようなボールを配給されるとピンチを招いてしまうだろう。

話を戻して、SBがボールを運んだ場合を考えてみよう。

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当然SBの選択肢は少なくなり、追い込むことができるかもしれない。そしてこうなると、全体はやや右寄りになる。そこでもしCBへバックパスが通り、サイドを変えられるとスライドの距離が長くなり、また1からプレスのかけ直し。これでプレスを剥がされる。この『STが早く入りすぎる』ことでこのように簡単に剥がされる場面が多く作られていた。

これがこの試合で見られた必ず改善しなければならないことだろう。

 

まとめ

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  • 最後までご朗読ありがとうございます

今回は修正点について自分なりに紹介させてもらいました。明日、この改善点について紹介します。皆さんもどのようにしたら改善できるかを考えてみてください!引き続きよろしくお願いします!

では次回もお楽しみに!バイバイ!