サッカー戦術分析ブログ〜 Football LAB〜

Jリーグ・プレミアリーグ・セリエAを中心に解説をしていきます。

リバプール 〜名門復活。苦難を乗り越え、ビッグイヤー獲得へ〜

 

はじめに

名門復活までの数々の苦難。これを乗り越え獲得したビッグイヤー。今シーズンの奇跡の数々。これを紹介していきたいと思う。では早速紹介していこう。

f:id:football-analyst:20190508132529j:plain

リバプールの苦難

今シーズン、リバプールにとって勝負の年だったに違いない。『熱い漢』クロップが就任して4年が経つ。彼が持ってきたもの、情熱、興奮、闘う意志、緻密な戦術、そして勝者のメンタリティ。ピッチサイドで観客を魅了するパフォーマンス、メディアには歯に衣着せぬ発言。大胆不敵で熱いクロップはまさにリバプールにマッチした監督だ。

だが彼にかかってもここまでタイトルを獲得することができなかった。EL決勝、リーグカップ決勝、CL決勝、それぞれ、セビージャ、マンC、レアルマドリードに破れ、シルバーコレクターとしての印象が強くなってきていた。そして迎えた今シーズン。

サラー、マネ、フィルミーノの強力な3トップを中心に、ファビーニョ、ケイタの縁の下の力持ち、リーグでの最小失点に貢献することになる守護神アリソンを加え、タイトル獲得の圧力を強めた。だが、リーグ戦でも勝ち点97を獲得しながら2位フィニッシュ。負けた試合はわずかに一つ。これでも優勝できないのはもはや神様の悪戯だろうとリバプールファン、いや、サッカーファンは思っただろう。

CLに至っては、まさかのナポリ、PSG、レッドスターリバプールというまさかの死の組。今シーズンのCLは厳しいと思っただろう。

名門復活まで様々な困難にぶつかったこの4年間だっただろう。

 

困難を乗り越えた数々の試合

困難に何度もぶつかり、だがリバプールは諦めず、その壁を乗り越えてきた。

その印象的な試合を紹介しよう。

  • 2018/12/12 CLグループステージ6節 vsナポリ

グループステージを突破するにはこの試合、必ず勝たなければならなかった。引き分けでもだめ。そんな中迎えたホームでのナポリ戦。ナポリはアウェイということもあり、ある程度引いて守る戦術をとる。そしてリバプールは勝利をもぎ取るべく、シュートを放ち続けた。シュート数は驚異の23本。そして奪えたゴールはサラーのゴールだけ。

ファールは16の記録した。ボールを奪うために激しくタックルし、ファールになっていた。いかにナポリが守りに徹していたかが数字からもわかる試合。

ここでもし勝てなかったら、、、。CLでの優勝もあり得なかった。これが一つ目の困難を乗り越えた試合だろう。

 

  • 2018/12/17 リーグ戦 vsマンU

 ここも大きな山場だっただろう。この辺りではサラーの調子が上がらず、ゴールを全く持って奪えていなかった。そんな状況で迎えたライバルとのナショナルダービー

ここでも先制点を挙げるが、前半のうちに追いつかれてしまう。そして苦手なオールドトラフォード。一気に嫌な空気が流れたが、ここで試合を決定づける働きをしたのがジェルダン・シャキリ。この小さな巨人は2ゴールの活躍を見せ、リバプールを勝利に導いた。今季のユナイテッドは調子が良くなかったと思う方も多くいるだろうが、個人的にはこの12月のタイトなスケジュール、エースの不調、大苦手のオールドトラフォード。想像していたよりも大きな壁が立ち塞がっていたはずだ。これを控えの活躍で乗り切ったことは大きな自信に繋がったに違いない。

 

記憶に新しいだろう。これこそアンフィールドの奇跡。1st leg を3-0で落とし、バルセロナ、メッシの凄さに圧倒された。試合巧者のバルセロナ相手に4ゴールを奪い、メッシ相手に無失点で抑えるのは流石に無理だろうと誰もが思ったはずだ。しかもキーマンのフィルミーノ、エースのサラーを欠くこの一戦はリバプールにとって試練だった。

だが蓋を開けてみれば結果は4-0の大逆転。出場機会の少なかったオリギが2ゴールを叩き込み、勝利を自ら手繰り寄せた。

立ち上がりからハイプレスをかけ、インテンシティを高く保ち、攻め続けた。これにビックリしたバルセロナは受けに回った。ファビーニョがメッシを抑え、ファンダイクとマティプスアレスコウチーニョを完璧に抑え込んだ。そして何よりもアンフィールドのサポーターの声援なしではこの結果はなかっただろう。

何かすごいことが起きそうな雰囲気を作り上げ、実際にそうなった。このスタジアムは最高のスタジアムだろう。

 

 まとめ

リバプールだけでなく、様々チームで様々なことが起こったこのシーズン。そこの中心にいたのは間違いなくリバプールだろう。正直言って、 決勝はハイレベルのパフォーマンスと言えるものではなかったが、それでも勝てるのは多くの困難を監督とともに乗り越えてきたからだろう。クロップは本当に多くのものをリバプールに持ち込み、本来あるべきレベルまで引っ張り上げた。その中心にあるものが彼の『サッカーへの純粋な情熱』ではないだろうか。それに呼応するように、アンフィールドでは『You`ll Never Walk Alone』の大合唱。この声援をピッチで聞けば、選手は負ける気なんて微塵も感じないだろう。CL決勝のみならず、夜空に響いたこの大声援。どのクラブの選手も確実に羨ましく思っているだろう。画面前の自分ですら鳥肌がたち、感動するのだから。

聖地アンフィールドと共に優勝を果たしたクロップと選手、その関係者に多くの感動を与えてもらった。本当にありがとう。

 

終わりに

最後までご朗読ありがとうございます!この記事が面白いと思った方は、ツイッターとインスタのフォローをお願いします!

twitter.com

 

www.instagram.com

では次回もお楽しみに!バイバイ!