CL セカンドレグ リバプール vs バルセロナ 〜歴史に残る一戦 アンフィールドの奇跡〜

 

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はじめに

なかなか見れない逆転劇。これがあるからフットボールから離れれない。

ここまで感動的で、劇的な試合は、数多くある試合の中でもなかなか見つからないだろう。エースのサラー。キーマンのフィルミーノ。そしてファーストレグを3-0で落としている絶望的なこの状況。まさに満身創痍のリバプール

いかにして逆転劇を演じたのか。これを解説していこう。

 

リバプール(4-3-3)

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バロセロナ(4-3-3)

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リバプールの逆転劇

  • 逆転劇の要因①:ハイプレス

これが一番の要因だと自分は考える。このプレッシングの強度と質がとてつもなく高かった。リスクをかけ、前に出てプレスをかける。その時のタスクがいくつかあった。

  1. 5番に対して7番か14番が詰めに行く。
  2. 下りてくる10番に対し、3番が詰める。
  3. アタッキングサードではSBにボールが出ると、CMFが詰める。
  4. ミドルサードだとSBが詰めに行く。

これらのタスクがあった。これを完璧に近い形でこなしていた。

ざっと説明するとこんな感じだ。

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そしてボールを奪うと必ず背後を狙う。これを繰り返し、バロセロナを襲った。

  • 逆転劇の要因②:クロス

リバプールが前に出ることでSBが高い位置を取り、質の高いクロスを供給した。

さらにこの要因となったのが、皮肉にも11番と9番がいなかったことが関係しているのかもしれない。彼らがいると中で崩しにかかり、クロスの数が必然的に減ってくる。

それが彼らがいることの良さで、その質の高さはまさにワールドクラスだ。

だがこの試合に関しては、クロスが多くて良かったのかもしれない。

27番と斜めに入ってくる10番、さらには後半から26番の負傷交代で出てきた5番に合わせるようにクロスを上げる。これで5番は2点奪っている。

 

  • 逆転劇の要因③:バロセロナの22番の交代

バロセロナは59分の7番⇨2番の交代で並びを4-4-2にした。この狙いがSBを高い位置に行かせないという狙いがあった。特に右サイドの66番を牽制するために、22番を左サイドに配置した。

これによってリバプールの勢いは少しなくなった。だがバルデルデ監督は74分に22番を下げ、8番を投入する。これはボールを保持し、攻め込むぞ!という意図があったのかもしれないが、これが裏目に出た。4点目のCKは実際に66番が高い位置でボールを受けて、その流れから取ったCKだった。もしもここで22番を交代させてなかったら、このCKはなかったかもしれない。

 

これを入れない理由は見当たらない。戦術や対策を超えたところにこの逆転劇は起こった。ミスしても前を狙い続けろ、ゴールを狙い続けろ、諦めるな、大丈夫、俺たちがいる!と言わんばかりの大声援。このサポーターの後押しが選手たちにとって大きなアドバンテージになっただろう。この雰囲気の中で、走らず、闘わないプレーヤーなどいない。それほどこのアンフィールドの雰囲気は良かった。

 

まとめ

ワールドクラスのサラーとフィルミーノの欠場。26番の負傷交代。満身創痍のリバプール。だが彼らに代わって試合をこなした選手が活躍をして逆転勝利をもぎ取った。

本当に今回の一戦は戦術を超えたところに勝利の要因があったと思う。

選手たちの強い情熱と信念。それをさらに滾らせるサポーターの雰囲気。

本当に感動した試合だった。フットボールに不可能はないと再認識させてもらった。

これぞフットボール。これだからフットボールはやめれない。

 

終わりに

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では次回もお楽しみに!バイバイ!